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11月になり、秋も深まってきました。武庫川河川敷の髭の渡しコスモス園では550万本のコスモスが満開、花の絨毯が広がっています。
<尼崎の森中央緑地が自然共生サイトに認定されました>
皆さん“30by30” をご存じですか?“30by30”は、 2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全する世界目標です。
先月25日、県立尼崎の森中央緑地が、“30by30”の達成に向けて国が今年度から開始した生物多様性の保全区域「自然共生サイト」に認定されました。
尼崎の森中央緑地は、工場の跡地の植物がほとんどない所で森づくりをスタート。六甲山系や武庫川水系など地域の在来種から種を採り、育てた苗木を市民団体や地元企業、学校の皆さんと2006年からの17年間で131種、約10万本植栽。木々が育つ中で、様々な種類の鳥や昆虫等が生息するようになり、自然体験や環境学習ができる場所になりました。
今回の認定で、尼崎の森中央緑地は生物多様性が守られているエリアとして、国際データベースにも登録されます。県民センターでは、17年で豊かな自然が戻ったことを国内外の方に知ってもらい、訪れてもらうとともに、引き続き、地域で豊かな森を育み、次世代に引き次いでいきたいと考えています。
<尼崎の森中央緑地のあゆみ>
https://web.pref.hyogo.lg.jp/hsk07/21mori/20nennnoayumi-1.html
<安全・安心に自転車に乗りましょう>
阪神南地域では気軽な移動手段として自転車が多く利用されていますが、自転車が関係する交通事故も増えています。
県民だより11月号では、県民の方々が安心して自転車で通行できるよう、自転車レーンの設置など、道路への様々な工夫を紹介しています。
今年の4月1日から、自転車に乗るすべての方に、ヘルメットの着用が努力義務化されました。自転車事故で亡くなる方の多くが頭に致命傷を負っておられます。県では、ヘルメット購入に対する補助金制度も創設していますので、ぜひご活用ください。
詳しくは11月号の県民だよりひょうご阪神南版をご確認ください。
県民だよりひょうご(阪神南版)11月号(PDF:1,773KB)
令和5年11月1日
阪神南県民センター長 木村 晶子
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