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更新日:2020年6月12日

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ペルフルオロオクタン酸(PFOA)の検出について

平成19年5月22日付で神戸新聞、産経新聞に猪名川等で高レベルのペルフルオロオクタン酸(PFOA)が検出されたのと報道がありました。
水質管理センターでは、これに対して臨時検査を実施しました。
また、同様に環境中の残留性の観点からUSEPA(米国環境保護庁)等が注目している物質であるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)についても、同時に臨時検査を実施しました。

<解説>

ペルフルオロオクタン酸(PFOA)とは

ペルフルオロオクタン酸(PFOA)とは、フッ素を含む有機化合物の一種で、調理器具などの表面が焦げ付かないようにフッ素加工する過程等で使われる化学物質です。

PFOAは水質基準等に設定されていない、いわゆる未規制物質で、有害性に係る知見は十分ではありませんが、環境中の残留性の観点からUSEPA(米国環境保護庁)等が注目している物質です。2002年に「化学物質の審査及製造等の規制に関する法律(化審法)」の第二種監視化学物質に指定されています。

ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とは

ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とは、フッ素を含む有機化合物の一種で、撥水剤、ワックス及び消火剤等で使用される化学物質です。PFOSは水質基準等に設定されていない、いわゆる未規制物質で、有害性に係る知見は十分ではありませんが、2002年に「化学物質の審査及製造等の規制に関する法律(化審法)」の第二種監視化学物質に指定されています。

臨時検査結果について

調査を行った浄水場

多田浄水場、三田浄水場、神出浄水場、船津浄水場

採水日

第1回平成19年5月23日

第2回平成20年5月12日

第3回平成20年8月4日

第4回平成20年11月10日

第5回平成21年2月9日

第6回平成21年3月9日(多田)

第7回平成21年5月11日(多田、三田)

第8回平成21年6月8日(神出、船津)

第9回平成21年8月3日

第10回平成21年11月9日

第11回平成22年2月8日

第12回平成22年5月10日

第13回平成22年8月9日

第14回平成22年11月8日

第15回平成23年2月7日

検査機関

第1回:県立健康環境科学研究センター

第2回以降:水質管理センター

検査結果

PFOA,PFOS水質試験成績表(PDF:112KB)

(注)平成23年度からはPFOS及びPFOAをそれまでの「臨時検査項目」から「定期検査で実施する独自項目」に格上げしました。

(注)平成23年度~平成26年度の測定結果は定期検査結果をご覧ください。

(注)平成27年度~令和元年度の測定結果は水源調査結果をご覧ください。

(注)令和2年度からの測定結果は定期検査結果をご覧ください。

評価

PFOS、PFOAについては、平成19年以降、しばらくは検出していましたが、現在は水質管理目標設定項目の暫定目標値の1/10未満であり検出していません。

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お問い合わせ

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FAX:078-965-3007

Eメール:suishitsukanri@pref.hyogo.lg.jp