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平成30年台風第21号では、神戸、尼崎、西宮で既往最高潮位を観測するとともに、想定を超える高波の影響により浸水被害が発生しました。
このため兵庫県では、台風第21号での浸水地区については、再度災害防止の緊急対策を実施しています。浸水が発生していない地区においても、近年の台風等を踏まえた対策を計画的に進める必要があることから、「兵庫県高潮対策10箇年計画」を策定しました。
激甚化する高潮被害から県民の生命・財産を守るため、近年の台風等を考慮して防潮堤等の必要高さを見直したうえで、10年間で取り組むべき緊急かつ重要な箇所を選定し、計画的・重点的に高潮対策を推進します。
兵庫県が管理する海岸防潮堤及び河川堤防(高潮影響区間)の合計406kmにおいて、高潮による必要天端高(設計高潮位+台風第21号の観測データも考慮した高波)が不足する地区のうち、次の1~3に該当する箇所を整備対象とします。
ただし、以下の箇所は除きます(今後、高潮対策が実施可能となった段階で計画に追加します)
計画期間:令和元年度~10年度(10年間)
対策延長:51.3km(パンフレット参照)
対策内容:防潮堤・河川堤防の嵩上げ、水門・排水機場の整備
事業費:約450億円
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