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長引くコロナ禍など、近年の社会情勢の変化により、田舎暮らしでの家庭菜園(楽農生活※)や農林漁業体験へのニーズが高まっています。
兵庫県では、移住・二地域居住により田舎暮らしで楽農生活を始められる方、田舎での農林漁業体験を提供する農林漁業体験施設を開設される方を支援しています。
兵庫県が提唱した、日々の暮らしの中で食と「農」に親しみ、ゆとりと安らぎを実感できるライフススタイル。
遊休農地等を活用し、移住・二地域居住する田舎で楽農生活を実践する際に必要となる、農園・休憩施設などの整備に要する経費を支援します。
空き家や既居住の家を、農林漁業体験施設に改修する際の経費を支援します。
農林漁業体験施設を開設する際に実施する、イベント開催や広報などに係る経費を支援します。
次の1から2の条件を満たす者。
※遊休農地等とは・・・
市街化区域外にある農地で、直近1年以内に作物を作付けしていない農地、又は農地所有者が離農することなどの事由により遊休農地になることが懸念される農地
整備できる施設例は、下記のとおりです。
※他用途にも使える道具、栽培とは無関係な物品、消耗品などは対象外です。
〈整備できる施設の例〉
用水路、排水路、農地復旧に係る耕起・整地、作業休憩所、シャワー室、トイレ、パイプハウス、耕運機や草刈り機(税込50万円未満の農機具)、鳥獣害防護柵など
対象経費 |
助成額 |
---|---|
150万円以上 | 75万円 |
100万円以上~150万円未満 | 50万円 |
50万円以上~100万円未満 | 25万円 |
20万円以上~50万円未満 | 10万円 |
本事業における農林漁業体験施設とは、市街化区域外の建築物を活用して農林漁業体験を提供する、次のような施設を言います。
体験施設改修支援(ハード)
計画申請時点で農林漁業体験施設の経営をしておらず、事業完了後1年以内に、農林漁業体験施設を開設する者。
スタートアップ支援(ソフト)
農林漁業体験施設を開設してから3年以内で、年12回程度以上の農林漁業体験を提供する見込みのある者。
(事業期間中に、農林漁業体験施設を開設する者も対象です)
体験施設改修支援(ハード)
農林漁業体験施設への改修工事全般。
〈対象となる経費の例〉
台所・浴室・便所など水回りの改修、屋根のふき替え、ドアの取り替え、外壁塗装工事など
スタートアップ支援(ソフト)
農林漁業体験施設を開設するために必要となる、広報やイベント開催経費。
※経常的な運営費(人件費、家賃、光熱費など)や備品などは対象外です
〈対象となる経費の例〉
専門家からのアドバイス経費、PRチラシ作成・印刷費、ホームページ作成費、用具購入費(鋤、鍬、鍋、まな板など)、Wi-Fi環境整備費など
体験施設改修支援(ハード)
対象経費の1/3又は下表の助成額のいずれか低い額。
対象経費 |
助成額 |
---|---|
450万円以上 | 150万円 |
350万円以上~450万円未満 | 133.3万円 |
250万円以上~350万円未満 | 100万円 |
150万円以上~250万円未満 | 66.6万円 |
スタートアップ支援(ソフト)
対象経費の1/2以内(補助上限:100万円)
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