農福連携技術支援者育成研修について
研修開催の目的
農福連携の取組を推進・拡大させるためには、農業者と福祉事業所の不安を解消し、円滑に農福連携の取組を開始するための支援が必要です。
そこで、兵庫県では、農業と福祉の両方に関する知識を持ち、農福連携を現場で実践する手法を助言できる専門人材である「農福連携技術支援者」を育成する研修を実施します。
研修内容
座学研修(e-ラーニング)
<日程>
令和6年9月7日(土曜日)~9月27日(金曜日)
- 配信期間中、各自が視聴可能な時間に受講いただきます
- インターネットに接続する環境を各自でご準備ください
<内容>
- 農福連携概論
- 社会福祉と障害者福祉
- 障害者雇用と障害福祉サービスの仕組み、関係機関の役割
- 障害福祉サービス事業の運営の実務
- 障害特性と職業的課題の基礎
- 農業と農村社会
- 農作業の一般的な特徴
- 農業経営の仕組み
- 農作業の流れ
- 農業者による農福連携の経営実務
- 農作業における作業細分化・難易度評価・作業割当ての技法
実地研修・グループワーク
<日程及び会場>
日程 |
会場 |
令和6年9月30日(月曜日) |
兵庫県農業共済会館(神戸市中央区下山手通4-15-3) |
令和6年10月1日(火曜日) |
兵庫県立農林水産技術総合センター(加西市別府町南ノ岡甲1533) |
令和6年10月7日(月曜日) |
兵庫県立農林水産技術総合センター(加西市別府町南ノ岡甲1533) |
令和6年10月8日(火曜日) |
赤穂市立さくら園(赤穂市大津1327-56)
- 赤穂市内の集合場所からバスで移動します
- 事業所見学後、赤穂市内の会場で修了試験を実施します
|
<内容>
- 障害特性に対応した農作業支援技法
- 農作業における作業細分化・難易度評価・作業割当ての技法
- 障害福祉サービス事業の運営の実務
受講対象者
次のすべての要件を満たす方
-
農福連携に関わっている方、またはこれから関わろうとする方(農業者、障害福祉事業所職員、JA職員、自治体職員等)
-
研修内容のすべてを受講できる方
-
研修修了後に「兵庫県農福連携技術支援者リスト」に登録・公表が可能で、兵庫県内で農福連携を推進するために活動できる方
定員
20名程度
- 定員を超える応募があった場合は、兵庫県在住者を優先して受講者を決定します
- 受講者決定の詳細等についてはお答えできませんので、ご了承ください
受講料
無料(e-ラーニングの受講に係る通信費は自己負担)
受講申込
※受講申込期間は終了しました
<受講申込に関する問合せ先>
公益社団法人ひょうご農林機構地域づくり課(電話番号078-361-8131)
<募集期間>
令和6年7月16日(火曜日)から8月15日(木曜日)
<受講者決定の連絡>
申込者全員に対し、募集期間終了の1~2週間後を目処にメールで結果をお知らせします
その他
- 実地研修では、ほ場等において農作業を行いますので、農作業に適した服装をしてください。
- 実地研修では、農業用機械や農機具等を操作しますが、操作には危険が伴う場合もありますので、必ず講師や職員等の指示に従ってください。受講者各自の判断で、任意の傷害保険への加入をお勧めします。また、健康保険証を持参してください。
- 今回実施する研修は、農林水産省が作成した基準プログラムに準拠しており、研修最終日に実施する修了試験の答案を踏まえて、必要な知識と技能を身につけた方は、農林水産省から「研修修了者」として認定を受け、「農福連携技術支援者(農林水産省認定)」の肩書きを使用することができます。(認定まで1~2ヶ月程度かかります)
- 「農福連携技術支援者(農林水産省認定)」は国家資格ではありません。