農福連携技術支援者育成研修について
研修開催の目的
農福連携の取組を推進・拡大させるためには、農業者と福祉事業所の不安を解消し、円滑に農福連携の取組を開始するための支援が必要です。
そこで、兵庫県では、農業と福祉に関する実務的な知見を有し、農福連携を現場で実践する手法を具体的にアドバイスする専門人材である「農福連携技術支援者」を育成する研修を実施します。
令和7年度の開催内容等については、以下のとおりです。
研修内容
第1講座:座学研修(e-ラーニング)
<日程>
令和7年9月1日(月曜日)~9月22日(月曜日)
<内容>
- 農福連携をめぐる情勢
- 農福連携概論
- 社会福祉と障害者福祉
- 障害者雇用と障害福祉サービスの仕組み、関係機関の役割
- 障害福祉サービス事業の運営の実務
- 障害特性と職業的課題の基礎
- 農業と農村社会
- 農作業の一般的な特徴
- 農業経営の仕組み
- 農作業の流れ
- 農業者による農福連携の経営実務
- 農作業における作業細分化・難易度評価・作業割当ての技法
<留意事項>
- インターネットに接続する環境を各自でご準備ください
- 動画の合計時間は18時間30分です
- 受講期間中、各自が視聴可能な時間に受講いただき、確認テストを受けて回答を提出いただきます
- 受講期間中に確認テストの回答が提出されなかった場合、又は確認テストの結果、必要な知識を身につけたと認められない場合については、第2講座を受講することができませんのでご注意ください
第2講座:実地研修・グループワーク
<日程・内容・会場>
日程 |
内容 |
会場 |
令和7年10月6日(月曜日) |
障害特性に対応した農作業支援技法 |
兵庫県立農林水産技術総合センター(加西市別府町南ノ岡甲1533) |
令和7年10月7日(火曜日) |
農作業における作業細分化・難易度評価・作業割当ての技法 |
兵庫県立農林水産技術総合センター(加西市別府町南ノ岡甲1533) |
令和7年10月9日(木曜日) |
農作業における作業細分化・難易度評価・作業割当ての技法 |
兵庫県立農林水産技術総合センター(加西市別府町南ノ岡甲1533) |
令和7年10月10日(金曜日) |
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小野市うるおい交流館エクラ(小野市中島町72)
- 小野市内の障害福祉サービス事業所へ移動して見学します
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受講対象者
次のすべての要件を満たす方
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農福連携に関わっている方、またはこれから関わろうとする方(農業者、障害福祉サービス事業所職員、JA職員、自治体職員等)
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研修内容のすべてを受講できる方
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研修修了後に「兵庫県農福連携技術支援者リスト」に登録・公表が可能で、兵庫県内で農福連携を推進するために活動できる方
定員
20名程度
- 受講申込者が多数の場合は、兵庫県在住者を優先し、受講者の所属業種・地域バランス等を考慮のうえ受講者を決定します
- 受講申込者全員に対し、締切から1週間後程度を目途に、受講者として決定したか否かを、申込時に登録いただいたメールアドレスあて電子メールでお知らせします
- 受講者決定過程等の詳細については一切お答えすることはできませんので、ご了承ください
受講料
無料(e-ラーニングの受講に係る通信費、会場までの交通費等は自己負担)
受講申込
申込受付期間
令和7年7月10日(木曜日)~8月11日(月曜日)17時
申込方法
以下のフォームから申し込みください
(申込受付期間開始後に申込フォームのアドレスを表示します)
その他
- 実地研修では、ほ場等で農業用機械や農機具等を使用して農作業を行いますので、農作業に適した服装で参加ください。講師や主催者等の指示に従わないで操作した場合には危険が伴うこともありますので、傷害保険への加入をお勧めします。また、健康保険証を持参してください。
- 本研修は、農林水産省が策定した「農福連携技術支援者育成研修実施計画書」に基づき開催するものです。修了試験を含むすべての研修過程を受講し、農林水産省から必要な知識と技能を身につけたと認められた方は、研修修了者となり、「農福連携技術支援者(農林水産省認定)」として活動することができます。認定の通知を受けるまでは、「農福連携技術支援者(農林水産省認定)」の肩書を使用することができません。なお、認定まで2ヶ月程度かかりますのでご了承ください。
- 「農福連携技術支援者(農林水産省認定)」は国家資格ではありません。
- 災害等のやむを得ない事情により、研修を延期又は中止する場合があります。