ホーム > 2023年7月記者発表資料 > 「土砂災害防止月間」　防災パトロールを行いました

　国土交通省と都道府県の主催により、6月1日から6月30日までを「土砂災害防止月間」と定め、土砂災害防止に関する防災知識の普及など土砂災害及びその防止に関する理解と関心を深めてもらうための啓発事業を実施しています。

　土砂災害防止月間中、各土木事務所においては、地元市町及び警察、消防その他関係機関と合同で、近年土砂災害が発生した箇所や土砂災害警戒区域、砂防指定地内の工事現場等のパトロールを実施しています。

　これを受けて、丹波土木事務所では、丹波篠山市や丹波市、NPO法人兵庫県砂防ボランティア協会の協力を得て、管内の親水施設や砂防堰堤の点検を行いました。

　実施結果については、下記のとおりです。

　近年の気候変動により、いつ・どこでも自然災害が発生する恐れがあるため、早めの避難を呼びかけるなど日頃から災害の未然防止を周知するとともに、発災時には関係者で連携して取り組んでいきます。

　　　　　　　　　　　　　　　記

1.　丹波市合同防災パトロール実施概要

　　1）日　時　　令和5年6月16日（金曜日）14時00分～15時30分

　　2）箇　所　　1.遠阪川親水施設（丹波市青垣町遠阪）

　　　　　　　　  2.文室谷川堰堤（丹波市青垣町文室）

       3）参加者　　丹波市・丹波警察署・丹波市消防本部の関係職員、

　　　　　　　　  NPO法人兵庫県砂防ボランティア協会・丹波土木事務所

2.　丹波篠山市合同防災パトロール実施概要

　　1）日　時　　令和5年6月26日（月曜日）14時00分～15時10分

　　2）箇　所　　1.向山川親水施設（丹波篠山市今田町今田新田）

　　　　　　　　  2.奥今田川1号堰堤（丹波篠山市今田町今田）

　　3）参加者　　丹波篠山市・篠山警察署・丹波篠山市市消防本部の関係職員

　　　　　　　　  NPO法人兵庫県砂防ボランティア協会・丹波土木事務所

3.　実施結果

　・今回点検した親水施設や砂防堰堤はいずれも異常がなかった。今後も定期的に点検を実施する。

　・近年のゲリラ豪雨等により急な水位上昇に対する危険周知方法について検討が必要である。（親水公園）

　・砂防堰堤の整備により守られる多くの住宅や避難所、要配慮者施設を現地確認し、住民の生命を守る重要な施

　　設であることを再認識するとともに、施設整備後も早めの避難を啓発していく。

4.　パトロール状況

　遠阪川　親水施設

　文室谷川堰堤

　向山川　親水施設

　奥今田川１号堰堤