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更新日:2024年4月18日

ひょうご県議会だより高校生web版

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副議長 徳安淳子さんと女子会インタビュー

小林聖心女子学院高校/みこころchildren

取材記事

副議長さんと女子校ならではのテーマで話をしてみました!

私たち「みこころchildren」は2023年12月に副議長の徳安さんとお話しする機会をいただきました!!
インタビューというよりも「女子会!」という楽しく暖かい雰囲気の中で、とてもためになるお話をたくさんしていただきました!!

女子校にいる私たちだからこそ聞ける「女性の社会進出」に焦点をあてて、話を伺いました。

県議会は男性社会というイメージがありますが、その様ななかどのように活動してきましたか?

兵庫県議会の議長・副議長はいままでずっと男性というなか、副議長という立場をいただきました。副議長という立場が回ってきたのは周りのおかげだと思います。だからこそ周りに感謝し、兵庫県の伝統を守りながら自分の個性をどうやって出していくか考えていくことが大事だと考えていました。自分の思い出の中にいる「理想の人」に近づいて行くために努力する事が必要だと思っています。理想の人を見習って努力し色々吸収しています。

徳安副議長にとってどんな人が理想でしたか?

私の理想は父親です。私の父は家で絶対に人の悪口を言わない人だったんです。例えば、私達だとイライラしている時つい人にきつく当たってしまうことがありますよね。でも、父はどんなことがあっても常に平常心でいました。なので私も父のような人を目指して常に平常心でいることを心がけています。

平常心を保ち続けるためにはどのようにしたらいいですか?

理想の人を演じることです。例えば本会議場で一般質問します。もうそこは一つの舞台だと考えるんです。大げさかもしれないですが、女優になるつもりで立っています。そうして自分らしさを出す、演じる。皆さんにそうだなと思われるには常に見られる事、理想の人物を考えながら行動することが大切です。そうすれば自然に平常心でいられます。一番大切なことは常に理想像を想像する事です。

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一人一人が個性を出せる時代が来ると男女の差別は無くなると思いますか?

無くなると思いたいです。いろんな人の得意分野を活かせる社会になってほしい。比率(男女の採用比率など)の数字に縛られるのではなく、寛容な社会でみんなのびのびとできる社会がいいと思います。

副議長になって心の底からよかったと思うことは何ですか?

色々なところに行ける事と、議員ではないとできない活動や勉強ができ、色々な人と出会える事です。すごく自分のためになっています。すごくありがたい。特に励みになるのは、「がんばって!」と応援されることです!!

編集後記

副議長さんに想定外の意見をたくさん聴くことができました。中でも印象に残ったのは、平常心を保ち続けるために理想の人を演じるということです。自分らしさを出す一つの方法に「演じる」という考えがなかったからです。理想の人にただ単に近づけようとするのではなく、理想像を思い浮かべながら演じることの重要性を学ぶことができました。  

今後、世の中において必要不可欠である"女性の社会進出"についてお話しをしてくださりありがとうございました。

interview

 

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電話:078-362-9404

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