ここから本文です。

高齢者等施設の方

県内の発生状況についての情報提供

週報2026年第36週(2026年8月31日~9月6日)

インフルエンザの定点あたり患者数は、今週1.75人(先週0.83人)と増加し、流行の目安である定点あたり1.0人を超えました。地域的には、神戸市、尼崎市、姫路市、西宮市、芦屋、宝塚、赤穂、福崎、朝来、丹波及び洲本の県内11保健所管内で、定点あたり患者数が1.0人以上となっています。
社会福祉施設等においては、今週1件(先週0件)の集団発生が報告されています。
インフルエンザの予防には、ワクチン接種、手洗いが有効です。また、感染が疑われる場合は、マスクの着用、咳エチケット、早めの受診が重要です。

新型コロナウイルス感染症の定点あたり患者数は、今週1.65人(先週1.21人)と増加しました。
地域別では加古川保健所管内が4.17人と最も多く、宝塚及び龍野保健所管内2.50人、姫路市保健所管内2.44人となっています。
県民の皆様には、手指消毒、効果的な換気、マスクの適切な着用といった基本的な感染症対策をお願いします。

感染性胃腸炎の定点あたり患者数は、今週4.60人(先週4.57人)と増加しました。
社会福祉施設等においては、今週2件(先週1件(修正有))の集団発生が報告されています。

基幹定点把握対象感染症の罹患数(※括弧内は定点あたりの患者数)
無菌性髄膜炎 2人(0.14人)、マイコプラズマ肺炎 2人(0.14人)、クラミジア肺炎(オウム病を除く) 1人(0.07人)

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、今週1人の報告があり、今年の累積患者数は8人となりました。
マダニの活動が活発となる春から秋にかけて、ハイキングや草むらに入る場合は長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用して肌の露出を少なくする、虫よけスプレーを活用する、帰宅後すぐに入浴し着替えるなどの予防対策が必要です。また、山野へ入った2週間以内に発熱や発疹が出た時はすぐに受診し、その時の行動を伝えることが重要です。

小児科医のコメント

手足口病とは

夏に乳幼児を中心に流行する感染症です。口の中や手のひら、足の裏などに水ぶくれのような発疹ができ、発熱を伴うこともあります。1週間ほどで自然によくなります。ただ、口の中の発疹が痛むため、食事や水分をとりにくくなることがあります。

おうちでのケアで大切なこと

大切なことは脱水を防ぐことです。経口補水液などの飲みやすいものを少しずつ飲ませましょう。食事はゼリーやプリンなどの喉ごしが良いものを選びましょう。

こんなときは医療機関へ

ごくまれに髄膜炎や脳炎などを起こすことがあります。次のような様子が見られたら受診してください。

  • 水分がとれず、半日以上おしっこが出ていない
  • 高熱が続く、ぐったりしている
  • 呼びかけへの反応が鈍い、ぼんやりしている(意識障害)
  • 全身または体の一部がひきつける(けいれん)

まわりにうつさないために

手足口病の原因となるウイルスは鼻水や唾液(つば)、水ぶくれの内容物や便に含まれています。

  • 排便後やおむつ交換後、食事の前に石けんと流水による手洗いを行いましょう。症状が治ったあとも2~4週間ほど便にウイルスが排泄されるので、回復後もトイレやおむつ交換のあとには石けんと流水での手洗いを続けましょう。
  • ウイルスがタオルを介してうつる可能性があるので、タオルの共用を避けましょう。
  • 人の手がよく触れるところ(おもちゃやドアノブなど)は清潔に保ちましょう。

保育所・学校はいつから?

発熱がなく全身状態が良好で、普段どおり食事や水分が摂れるようになれば、登園・登校は可能です。

兵庫県立こども病院、感染対策部、新谷看護師、水野医師、末田医師
2026年第24週掲載

 

お問い合わせ

部署名:保健医療部 兵庫県立健康科学研究所

電話:079-440-9090

FAX:079-438-5570

Eメール:Kenkokagaku@pref.hyogo.lg.jp