更新日:2024年10月11日

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センター長メッセージ(5月)

二十四節季では立夏を過ぎ、一気に新緑が眩しい季節となりました。いまだコロナに関する新規感染者数は若い方々を中心に高止まりの傾向にありますが、改めて、一人ひとりの感染防止策の徹底と、ワクチンの積極的な接種をお願いいたします。

県立はりま姫路総合医療センターの開院(5月1日)

県立はりま姫路総合医療センターが5月1日に開院しました。新病院の愛称は「はり姫」です。はり姫は県立姫路循環器病センターと、製鉄記念広畑病院を統合再編し、そのベッド数は一般病棟が720床、精神科病棟が16床の計736床で、診療科目は35科。その内、呼吸器内科、腫瘍内科、血液内科等の9科を新たに設置し、機能を強化しています。また、その愛称である「はり姫」は、職員や両病院の患者さんから募り、親しみやすい呼び名となりました。

愛称は親しみやすいですが、その機能は最新鋭です。高性能の画像検診断装置を備えたハイブリッド手術室を整備するほか、放射線治療装置(リニアック)やPET-CTなどの医療機器を導入し、幅広い高度専門・急性期医療を提供します。また、最新鋭のハイブリッドERを有する救命救急センターやドクターカーも配置し、救急医療の充実を図っています。

はり姫は、地域の診療所や病院と連携・役割分担をしながら、播磨に暮らす方々の命を守り、地域から愛され、信頼される病院となるよう尽力していきます。

はり姫

太市駅周辺のにぎわい

姫路の太市といえば、美味しいタケノコで有名です。加えて、最近は、太市駅周辺が再整備され、オシャレなカフェレストランや地元農産品も販売されるお店も新設されて、にぎわっています。

太市地区は、少子高齢化の進展による地域活力の低下が課題となっていたところ、地元が主体となり、自らの将来像を考える「太市駅周辺まちづくり協議会」を発足させ、姫路市やJR西日本とともに太市駅周辺のまちづくりを検討してきました。その中で、姫路市とJR西日本、民間企業、地元自治会の4者が連携協定を令和3年3月に締結し、太市駅周辺の賑わいづくりを進めてきたのです。

太市駅の取り組みは、今後のローカル路線の維持・利用促進のモデルケースの一つとして注目を集めています。

今後、県では、地域住民の日常生活や地域活性化に欠くことのできない鉄路を維持するため、県、市町、JR西日本等と官民連携で検討する「JRローカル線維持・利用促進検討協議会(仮称)」を設置し、未来志向で、観光との連携、駅周辺の活性化と一体となった利用促進策等の協議を進めていきます。

 

お問い合わせ

部署名:中播磨県民センター 県民躍動室 総務防災課

電話:079-281-9051

FAX:079-285-1102

Eメール:nkharikem@pref.hyogo.lg.jp