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みなさんこんにちは。
12月10日(水曜日)、中播磨地域ビジョンフォーラムを開催しました。
第1部では、兵庫県自治賞、兵庫県くすのき賞、兵庫県こうのとり賞、中播磨青少年本部長表彰の表彰式を執り行いました。
受賞者のみなさまが取り組んでこられた「明るく住みよい地域社会づくり」、「こころ豊かな地域社会づくり」、「こころ豊かな美しい兵庫の実現」、「青少年による優れた活動や青少年育成活動」における長年のご尽力に心より感謝を申し上げます。
第2部では、NPO法人姫路コンベンションサポートの玉田理事長を講師にお招きして上記表彰受賞者の一部の方、中播磨地域ビジョン推進チーム、第10期ビジョン委員の皆様など約40名の方のご参加を得て交流会を実施しました。
テーマは、「市民活動三大お悩み。『できない』を解決したい!」
解決に向けたプロセスは次のとおりです。
1.参加者の皆さんが日頃やりたいと思っているキーワードをボードに書いて、キーワードに親和性があると思う人同士4~5人のグループを形成します。
2.グループで、➀「どんなことをやるのか」、➁その活動の楽しさ、やりがいを感じそうな時、3.どんな人にメンバーに入ってもらうか、4.その人にどんな役割をやってもらったら楽しいと感じたり、面白がってくれそうかを具体的に明示します。
参加しているメンバーは、お互い初対面の方が多いのですが、ここで興味深いのは、3.は具体的な人名や会社名なども挙げるので、各メンバーの人脈の多寡が際立ちます。
しかしながら、4.ではグループ内のメンバーの話し合いやアドバイスがまさに「眼から鱗」といった新たな気づきをもたらしてくれたことと思います。
3.最後に、各グループで成果発表を行いました。
ある班のテーマは「地域の活性化」で、地域の自治会、こども会や老人クラブの加入者が減少している現状に危機感を覚えておられます。
ソリューションとしては、演歌歌手の丘みどりさんに来てもらおうか(笑)といったユニークな案もありましたが、老人、壮年及び子どもと区別せず、家族が丸ごとひっくるめて参加できる「汐入川をきれいにする」や「手柄山平和公園駅」という新駅もできることから手柄山ウォークの開催」などのイベントを開催すれば新しいコミュニティの形が形成できるのではないか、また地域のリーダーが発掘できるのではないかといったアイデアを纏めていただきました。
著名人がアフリカの諺(真偽不明ですが)として引用していますが、「早く行きたければひとりで行け、遠くへ行きたければみんなで行け」という言葉があります。
日本でも、「3人寄れば文殊の知恵」といいますが、まさに今日の交流会は参加者の皆様がこの意味を実感したひと時であったと思います。
交流会終了後も、参加者同士で名刺交換や名残惜しそうに会話の輪ができていたのがとても印象的でした。
今日の交流会での出会いが今後も繋がり続けること、お悩みのソリューションに役立つことをご期待申し上げます。
中播磨県民センターでは、「多様な地域に個性(ひと)が輝く中播磨」をスローガンに、地域の皆様とのつながりを大切にしながら、引き続き様々な施策の展開に取り組んでまいります。




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