更新日:2024年11月1日

ここから本文です。

局長メッセージ(11月)

11月になりました。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、今年は10月でも真夏日を観測するなど記録的な暑さとなり、もうすぐ冬を迎えようというこの時期に、ようやく秋らしく過ごしやすい気候になってきました。

近年、夏が長期化し過ごしやすい秋が短くなっているように感じますが、これも地球温暖化の影響でしょうか。今世紀末には、県内の年平均気温が約4℃上昇、1年当たりの真夏日が約 104 日(現在に比べ約 60 日増加)になる※と予測されています。環境問題は大きな課題ですが、私たち一人ひとりが自分ごとと考え、自身でできる取組を実施していく必要があります。
※兵庫県地球温暖化対策推進計画(R4.3月改定)参照
 

さて、環境問題について触れさせていただきましたが、当県民局では、水質汚濁や大気汚染の防止のための工場等発生源の監視・規制、産業廃棄物の適正処理対策や公害苦情の処理などを行うとともに、環境学習・教育事業の推進を図っています。

11月23日(土・祝)・30日(土)には小学校4~6年生を対象にした「地域でキラリ☆セーリング環境学習教室」を開催します。高砂港からヨットに乗って播磨灘へ移動し、海に浮いているマイクロプラスチックごみを回収します。帰港後は、日本遺産である工楽松右衛門旧宅にて、採取したマイクロプラスチックの観察とプラスチックごみに関する講義を実施します。こちら(外部サイトへリンク)からお申込みいただけますので、ぜひご参加ください。(11月8日(金)まで申込み可能)
出港の様子
↑出港の様子

工楽松右衛門旧宅(講義会場)

↑工楽松右衛門旧宅(講義会場)

また毎年夏には、「地域でキラリ☆走る環境学習教室」も実施しています。JR加古川線に貸切電車を走らせ、途中の駅で下車し加古川の水生生物や植物を観察するなど加古川流域の環境について学ぶほか、車内でも地球温暖化などについての講義を実施しています。

水生生物観察の様子

↑水生生物観察の様子

電車内での講義の様子

↑電車内での講義の様子

このように、持続可能な循環型社会の実現を担う子どもたちにも、実際の地域の環境に触れていただくことで、地球温暖化対策への取組意識を高めるとともに、地域への愛着を深めていただきたいと考えています。

 

お問い合わせ

部署名:東播磨県民局 総務企画室

電話:079-421-9016

FAX:079-424-6616

Eメール:hharimasom@pref.hyogo.lg.jp