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更新日:2020年11月10日

知事定例記者会見(2020年11月10日(火曜日))

  1. 新型コロナウイルス感染症の現状と対応
    • (1)県内の患者の発生状況等
    • (2)発熱等診療・検査医療機関の指定状況
  2. 令和3年度の予算編成
  3. 債権管理の進捗状況
  4. WMG2021関西応援協賛くじ(近畿宝くじ)の販売促進
  5. 「ひょうご安全の日のつどい」の実施
  6. 令和2年度県民モニターアンケート「消費について」の調査結果
  7. 東日本大震災被災地支援に係る兵庫県任期付職員の募集
  8. 東日本大震災被災地に係る支援
  9. 湊川隧道で貯蔵した日本酒の初蔵出し~湊川隧道の保存・活用に向けた連携と協力に関する取組み~
  10. 「西播磨フードセレクション2020」の受賞食品決定

動画

  知事会見を動画で見る(約55分)(外部サイトへリンク)

知事記者会見内容

知事:

 1番目は「新型コロナウイルス感染症の現状と対応」です。

 (1)県内の患者の発生状況等について

 本日は、60人でした。過去3番目に多い、という状況です。神戸市16人、尼崎市9人、西宮市17人、姫路市2人、県管轄16人です。かなり急激な上昇を示しているので、心配しています。
 1週間の発生状況は、既にご案内していますが、1週間前の11月3日は、52人でした。その52人が直近1週間の集計から外れるとすると、相当平均が減る、と思っていましたが、案に相違して、増えてしまいました。
 分析を急いでいますが、今の段階で、リンク(感染経路)がはっきりしているのは、県管轄の16人中、7人です。そのような意味からすると、中々、感染源の特定ができていません。従来から申し上げていますが、国の分科会も言っている、5つの感染リスクの高い場面に対する対応、というのを、やはり県民の皆さんに注意していただきたい、と思っています。
 先日(11月5日)の対策本部会議で出した知事メッセージに、現在の対策の基本が示されています。その時は、クラスターがいくつか発生していたので、そのクラスターの発生源対策をしっかりとしなければならない、という意味も込めて、関係者の皆さんに、行動や健康管理に十分注意していただこう、という趣旨を中心に、お願いをしてきました。分科会で5つのリスクの高い場面について、注意されていますが、県民の皆様には、その5つのリスクの高い場面との接触については、十分に注意をしていただければ、と考えています。
 大きな傾向としては、(直近1週間の状況に)変化はありません。
 入院者と宿泊療養者を合わせると、269人ですが、病床数に対しては、十分余裕があり、逆に、重症対応は、一時よりも減り、宿泊療養が若干増えている状況です。
 年齢別は、30歳代以下の若者が約半分、60歳以上が25%弱で、大きな変化はありません。
 感染経路別は、相変わらず、家庭、職場等、クラスターですが、調査中の中に、リスクの高い所と関係のある方が、かなり含まれているのではないかと。これは、もう少し調査を待たなければならない、ということだと思います。

 「国が定める感染状況のステージについて」の資料があります。本県の状況は、①病床全体のひっ迫具合は、ステージⅢの基準の20%以上に対して、本県は33.1%です。どちらかというと、ホテル等の療養施設の利用を一定、限っているために、率が高くなっているのではないか、と思います。重症者のベッドの占有率は、14.5%なので、かなり低い状況にあります。
 ②療養者数は4.9人なので、人口10万人当り15人以上(ステージⅢの基準)よりも、かなり下回っています。
 監視体制として、③PCR陽性率は6.6%なので、10%(ステージⅢ、Ⅳの基準)を下回っています。
 感染の状況として、④新規報告数は10万人当たり4.8人なので、(いずれの基準に対しても)大幅に下回っています。
 ⑤直近1週間と先週1週間との比較は、この1週間が急上昇したので、「先週1週間より多い」という基準に対して、結果として「多い」ことになります。
 ⑥感染経路不明割合は、(基準である)50%はまだ超していない、という状況です。
 国の各基準と比較しても、総合的に判断する限り、ひっ迫、急上昇していると断じるには、まだ早いのではないか、と考えています。

 (11月5日発出のメッセージ参照)国の分科会が「5つの場面」に注意しましょう、とおっしゃっています。1.飲酒を伴う懇親会等、2.大人数や長時間におよぶ飲食、3.マスクなしでの会話、4.狭い空間での共同生活、5.休憩室、喫煙所、更衣室等への居場所の切り替わりという行為について、しっかり注意をしていただきたい、というのがまず1つです。
 2つは、クラスターを発生させないという意味で、「院内・施設にウイルスを持ち込まないため、職員の行動や健康管理を徹底していただき、面会者、委託業者等に対しても注意を促して下さい」と医療機関・社会福祉施設関係者の皆様にお願いをしています。また、寒くなると、窓を締め切りますが、「暖房を使用する場合でも定期的な換気」に注意して下さい、ということを強く申し上げています。

 このように、発症者数が増えていますので、県民の皆様には、さらなるご協力をお願いします。

 

 (2)発熱等診療・検査医療機関の指定状況

 前回774カ所の指定状況をご説明しましたが、114カ所追加し、現在888カ所が、指定医療機関として指定されています。
 参考に書いてありますように、11月1日までで、本県のインフルエンザ発症者は2人で、昨年同期は443名でしたので、現在のところ、まだ大きな発症には至っていない、という状況です。
 いずれにしても、888カ所の病院・診療所をしっかりと指定し、対応させていただきたい、と考えています。

 

 2番目は「令和3年度の予算編成」です。

 特に強調しているのは、3ページに「基本的な考え方」がありますが、来年度においては、財政状況がひどく悪化するということが予想されるので、それを踏まえ、緊急、臨時的な対応として、シーリングの強化や事業の抜本的な見直しなどをしっかりと行っていく必要がある、ということです。
 新規事業などについては、情報化・デジタル化を支える情報基盤の整備・強化、分散型社会の要請や地方回帰の機運を捉えた地域創生の加速化、起業・創業の活性化による本県産業の新たな強みの創造、このような項目について、重点的に配慮していきたい、と考えています。
 「予算編成の基本方針」です。①持続可能な行財政構造の保持、②選択と集中の徹底、特に私は、スクラップ・アンド・ビルドを強調させていただきたい、と思っています。後程説明しますが、シーリングを強化します。シーリングの強化とは、既存事業を見直し新規事業に回すという、スクラップ・アンド・ビルドを一定の枠内でせざるを得ない状況にする、ということです。そういう意味で、シーリングを強化し、スクラップ・アンド・ビルドを徹底し、新しい時代への対応にも配慮する、これが基本方針になっている、ということを理解していただきたい、と思います。
 4ページ、「Ⅲ予算要求基準」の設定についてです。
 1.一般事業枠について、①施設維持費は、令和2年度当初予算充当一般財源額の90%、②経常的経費は80%、③政策的経費も80%、④指定経費は95%の範囲内、という基準にしています。
 なお、削減額の1/2相当額は、新規事業の財源として活用できる、としているので、実質的にはそれぞれの半分の削減効果、とご理解ください。
 2.新規枠について、かなり大幅な見直しを行っています。
 (1)すこやか兵庫枠は、令和2年度は25億円でしたが、その半分の12.5億円の範囲内で配分します。
 (2)リーディングプロジェクト特別枠は、令和2年度が10億円でしたが、その1/2にします。投資的経費(ハード事業)は、投資事業枠の範囲内で対応します。
 5ページ、(3)ポストコロナ対策特別枠を新設します。ポストココロナ社会を見据え、兵庫県としての対応力を付けていこう、という施策のバックグラウンドです。新たに、総額10億円の範囲内で配分し、新規に創意工夫をしてもらおうとするものです。対象事業は、新型コロナウイルス感染症の経験と教訓を踏まえ、デジタル革新の加速や分散型社会への転換、産業の競争力・リスク耐性の強化、セーフティネットの充実、環境先進地ひょうごの創出など、ポストコロナの兵庫づくりに資する新規事業です。
 (4)地域創生枠として、①地方創生交付金事業は、総額30億円を20億円にします。②県単独のひょうご地域創生交付金は、来年度は1/2の20億円の事業費で我慢していただきます。これこそ、緊急、臨時的な来年度の措置ということでご理解をいただきたい、と思っています。③ふるさと創生推進費は、10億円の範囲内ということにします。
 (5)削減効果枠は、(先ほど説明した)一般事業枠のシーリング削減額の1/2を、新規事業の財源に使うものです。
 3.個別事業枠について。
 (1)義務的経費は、精査のうえ、所要額を要求してもらいます。
 (2)その他指定事業、特別会計等への繰出金は、所要額を厳密に精査してもらいます。それとともに、例えば大学に対する交付金などは、維持補修費、一般事業、政策事業、投資的事業などと、内容が分かれているので、それぞれの一般事業枠のシーリングに従い、要求してもらいます。
 6ページ、(3)超過課税活用事業の対応です。超過課税については、現在、延長を検討していますが、このような状況ですので、特に来年度は、徴収額が相当落ちることが見込まれます。その範囲内での要求として、厳密化せざるを得ない状況です。
 4.投資的事業枠について。
 (1)普通建設事業費のうち、①通常事業は、補助・単独事業について、地方財政計画の水準を基本として算定します。②別枠事業は、これまで、地方財政計画を上回る投資事業の水準を確保するための手段として活用してきました。来年度は、国の地方財政対策の内容も見る必要がありますが、交付税で後年度に措置される額の範囲内でしか実施できないのではないか、という意味で記載しています。
 (2)災害復旧事業は、所要額。
 5.被災地支援事業費も、所要額、としています。
 あとは、個別の留意点が並んでいるので、私からの説明は省略させていただきます。
 18ページ、「県民局・県民センター予算」について書いています。
 すこやかひょうご枠、及び地域創生枠で措置します。併せて、予算措置要求を活用してもらいます。
 すこやかひょうご枠は2.5億円。地方創生交付金事業は2億円。ふるさと創生推進費は10億円、うち20%相当額以上は事業のスクラップ・アンド・ビルドを図ることを前提に措置しています。
 また、(本庁所管課を通じて予算措置要求として、)事業の組み替えや、事業効果が高まる事業の推進を図ること、としています。

 

 3番目は「債権管理の進捗状況」です。

 1ページ、真ん中、右側のグラフをご覧ください。平成25年度に全県的な債権管理推進本部を設置し、計画的な債権管理を行っていく仕組みを作りました。棒グラフ(収入未済額)を見ていただくと、ずっと縮減をしてきているという状況が伺えると思います。令和元年度の収入未済額は96億9200万円で、その前年度が101億4400万円でしたので、4億5200万円縮減をしているという状況です。
 各項目別の整理を2ページ以下に記載していますので、ご参照ください。なかなか債権整理というのは難しいこともあり、今、第一義的に心掛けているのは、収入未済を出さない、できるだけ現年分をきちんと納付していただく、ということを基本姿勢にしています。そして、収入未済額対策については、我々だけでなく、民間のノウハウも活用して、例えば、夜などにもお伺いして、交渉するなどの対応も試みています。
 中小企業高度化資金などが非常に課題だったわけですが、例えば3ページの「目標を達成した債権の状況等」のNo.4中小企業高度化資金について、新たな滞納先を3年ぶりに0件と抑制した、というような成果を上げています。このような試みを、目標を定めることによって、推進していきます。
 また、港湾施設使用料等では、使用許可取消を滞納者について実施し、もう使用させないという、最後の手段をとらせていただくこともしています。
 また、(放置違反金など)コンビニ収納の範囲も増やしています。
 5ページの参考1に書いていますように、新型コロナウイルスによる債権回収業務への影響で、令和元年度は特段の影響はありません。令和2年度についても、訪問督促による接触を控える一方で、電話督促などにより、影響を最小限にとどめるべく取り組んでいます。大きな滞りは現時点では生じていない、というのが実情です。

 

 4番目は「WMG2021関西応援協賛くじ(近畿宝くじ)の販売促進」です。

 生涯スポーツの祭典WMG2021関西の開催は、オリンピックにも準じて、1年延期しましたが、この応援協賛くじは、11月4日から24日まで発売中です。記者の皆さんにもぜひ、購入してご協力をいただければ幸いです。
 資料にあるように、当たりくじを前回に比べて、例えば5万円の当選本数を2倍にする。1万円の当選本数を1.5倍にするというように、当たる確率を増やしています。ぜひ協賛をということで、県下市町にもしっかりとお願いをさせていただきます。売上目標としては2.5億円で、1億円の協賛収入を目論んでいるということです。どうぞよろしくお願いします。
 なお、図柄は、ワールドマスターズゲームズのポスターと同じものを使用しています。

 

 5番目は「『ひょうご安全の日のつどい』の実施」です。

 このようなコロナ禍ではありますが、大切な「ひょうご安全の日のつどい」ですので、コロナ対策にも十分留意しながら、従前通り、HAT神戸の人と防災未来センターの慰霊のモニュメントの前で開催させていただくことにしています。
 それから、従来からのメモリアルウォークも、西ルート、東ルートで開催しますが、密にならないように、時間差でのスタートと併せて、5キロと2キロの最も参加者の多いコースは、午後に歩いていただくことにしています。式典の模様は、その集合場所で、ウェブで見ていただけるようにしています。
 交流ひろばでも、教訓の展示等を展開します。また防災訓練も、デモンストレーション訓練と展示を実施します。
 いずれにしましても、各種ガイドラインに基づき、感染症対策を徹底的に行う予定です。地域においては、県民局単位で、1月17日を中心に、地域の防災の課題等を踏まえた内容の式典や訓練を行います。

 

 6番目は「令和2年度県民モニターアンケート『消費について』の調査結果」です。

 「消費者トラブルについて」は、「トラブルに遭ったことがある」が11.5%で、5年前に比べると、若干減っていますが、そのうちの半分程度は「相談した」となっています。
 「相談先」は、やはり「市町の消費生活センター」が1番で、定着してきた、と言えるのではないでしょうか。
 「相談の内容」については、「架空請求」、あるいは「健康食品・化粧品等の定期購入トラブル」、「水回りの修理サービスに伴う高額請求」などです。
 「相談の結果」については、「満足した」は(前回の)21%から24%と、若干上がっています。「どちらかといえば満足した」まで入れると、10ポイント近く上がっています。
 「相談しなかった理由」は、「解決するとは思えなかった」や「相談するほどの被害ではなかった」、「自分で解決しようとした」というようなことは分かりますが、「どこに相談してよいかわからなかった」という回答が3割近くありますので、このあたりは、消費生活センターのPRを今後もしっかりとしていきたい、と考えています。
 「『消費者ホットライン188』の認知度」も、5割を超えてきているという状況です。
 「消費生活に関する情報を目や耳にしたところ」については、やはり「テレビやラジオ」が多く、マスコミの皆さんの影響力は非常に大きい、と言えると思います。
 「消費に関して心がけている行動」は、「食品ロスをなくす」、「購入・契約をする際は、表示や説明をよく読む」、「過度な買いだめや買い急ぎはしない」などが挙げられています。
 「非常に問題だと思う消費行動」は、「買い占めにより、食品」や「衛生用品がなくなること」、「SNS等により不確かな情報が広まること」、あおり、そそのかしみたいなことがある、ということが挙げられています。
 「『エシカル消費』の認知度」は、まだまだという状況です。
 一方で、「消費者教育の受講機会」については、「受けたことはない」が8割近くという状況です。
 (少し飛ばして)9ページですが、「レジ袋有料化への対応」は、「マイバッグの使用を徹底している」という方が7割になっていまして、これは県民の皆さんの協力が非常に進んでいる、と言えるのではないでしょうか。
 「レジ袋有料化について」お聞きしたところ、41.6%の方が「良いことだ」との回答でした。「レジ袋をバイオマス素材や生分解性素材に転換するべき」など、多くのご意見もいただいている状況です。これらは、消費生活の改善や今後の環境対策に生かしていきたい、と考えています。

 

 7番目は「東日本大震災被災地支援に係る兵庫県任期付職員の募集」です。

 総合土木職3名程度です。任期として、資料ではとりあえず1年間と書かせていただいていますが、5年の範囲内で任期の更新を行っていくことにしています。
 書類選考(職歴審査、小論文)と個別面接を行います。
 申込期間は、11月27日までで、選考は12月中旬に、書類選考と面接を1日で実施させていただこう、と考えています。

 

 8番目は「東日本大震災被災地に係る支援」です。

 県内避難者の数は変動ありません。職員等派遣状況ですが、気仙沼市に派遣していた兵庫県の職員1人が、家庭の都合で退職しました。これに伴い、関西広域連合分も、宮城県への派遣が1人減となっています。
 トピックスにつきましては、東松島市の震災復興伝承館、これは旧野蒜駅舎を改装したものです。私も、お邪魔したことがありますが、展示スペースを増床してリニューアルオープンしました。特色は、全国から派遣された応援職員の名板を掲示していただくことになり、兵庫県職員のものも掲示されている、ということです。
 また、三陸沿岸道路ですが、小泉海岸ICと本吉津谷IC間が開通し、あと残るのは、宮城県では気仙沼港ICから唐桑南ICまでとなります。そして、岩手県の工区1カ所が来年に持ち越されています。(それをもって)三陸沿岸道路は完成する、ということになろうかと思います。

 

 9番目は「湊川隧道で貯蔵した日本酒の初蔵出し~湊川隧道の保存・活用に向けた連携と協力に関する取組み~」です。

 蔵出しイベントとしては、11月16日月曜日に、湊川隧道の中で実施し、11時から兵庫区東山町のマルシン市場でふるまいがされる、ということです。
 写真にもありますが、貯蔵酒「隧 ZUI」という名前で、3000本限定で販売させていただくことにしています。

 

 10番目は「『西播磨フードセレクション2020』の受賞食品決定」です。

 募集しましたところ、おいしさ、個性、安全安心への取組の3つの審査項目で審査をした結果、「赤穂塩大根」という青味大根の梅酢漬けが、グランプリになりました。これは、赤穂精華園やまびこ寮のみなさんが、農福連携で作られた商品です。ぜひ問い合わせた上で、召し上がっていただいたら、と思います。
 それから、「リッチミルク」、「ゆずみそポン!」、「スキッとれんこんアイス」、「夢茜トマトジャム」が、金賞に入っておられます。

 

 

 私からの説明は以上です。

質疑応答

記者:

 新型コロナウイルス感染症について。現状、今までクラスターが断続的に発生していたという状況から、少し、まんべんなく出てきて、そして知事も冒頭おっしゃったように、急激な上昇がある。このことに対する危機感、また社会活動制限も含めて、今後どういった対応策を講じていくのか、お考えを聞かせてください。

 

知事:

 もう少し、発生状況を見極めなければならない、と思っています。
 今までの1週間は、クラスターの発生が中心で、(数字を)引っ張ってきていたのですが、今は、クラスターではないような発生ぶりです。これは、もしかするとクラスターからの広がりかもしれないので、そのあたりも含めて、しっかりと見極めておく必要がある、と思います。
 ただし、この傾向自身は、全国的な傾向と同調しています。北海道のように、特定の箇所から広がっているという状況は見られませんので、対策は「これをやればよい」ということではなくて、先ほど申し上げましたように、しっかりと冬場対策を心がけていただく必要があるのではないか。つまり、暖房すると締め切るということになりがちですので、換気に注意する。あるいは、従来から言っている、マスクなしの会話などはできるだけしない。あるいは、リスクの高い、飲酒を伴う懇親会や、大人数や長時間に及ぶ飲食というようなことを、できるだけ注意していただく必要があるのではないか。これは県民の皆さんに強く要請したい。この呼びかけの成果が出る前に、数が増えてしまったので、呼びかけをさらに強化させていただく、ということだと思っています。
 社会的規制を強化することについては、見極めをもう少ししていかなければならない。社会的規制にまで踏み切る状況ではない、と思っています。
 クラスター対応としては、クラスターになりやすい施設として、病院、高齢者の介護施設等がありますので、それらの施設に携わっている方々については、
 しっかりと注意していただきたい、と考えています。

 

記者:

 来年度の予算編成方針について。コロナの影響があり、どうしても窮屈というか、やりにくい中で、新しいことや、次の時代につなげることをやっていかなければならない、と思います。その中で、先ほど強調する点として「スクラップ・アンド・ビルド」の話をされました。どのようなところを大胆に見直していき、次の予算編成をうまくできるようにつなげていきたいのか、考えを教えてください。

 

知事:

 各部が、既存の事業に検討を加え、見直しをして、新しい事業に財源を振り向けて、予算要求をするという、創意工夫の部分です。その検討に期待したい、と思っています。
 ただし、新しい分野については、ポストコロナ社会を形成していく、例えば情報インフラの基盤整備。あるいは、創業やスタートアップ企業の応援など、新しい働き方改革に関連するような事業の推進、外国人対策などについての配慮が考えられます。
 また、これから、新型コロナウイルス感染症が落ち着いてくれば、国際化も進みますので、それに対する観光も含めた対応。あるいは、地方回帰現象に対する、受け皿としての我々の対応、ということをしっかりと念頭に置いて検討してもらえれば、と思います。何を削減するのかは、すそ野が非常に広いので、まずは、各部の検討を待ちたい、と思っています。

 

記者:

 報道でもありますように、知事がマイカーに乗られていた際、交通違反の切符を(切られた)という話がありました。改めて、当時そうなってしまった要因、結果的に違反となってしまったことについて、見解を伺えますか。

 

知事:

 あまりご説明申し上げる話でもありませんが、行き過ぎてしまって、従来通っていた道ではない道を通らざるを得ない状況になりました。あまり利用したことのない道を通って目的地に行こうとしたのですが、そこでUターンをした時に、Uターン禁止であることを承知しておらず、(標識を)全く見過ごしてしまった、ということです。
 明らかに私の不注意によるミスですので、何を言われようとも、しっかりと自分自身反省をしながら、今後に臨みたい、と思っています。
 皆さんも十分に注意していただくことをお願いしたい、と思います。

 

記者:

 新型コロナウイルス感染症について。昨日、国の分科会の尾身会長が、いくつか感染者の増えている箇所について触れましたが、その中に兵庫県が挙げられていたと思います。国の分科会が、兵庫県で増えていると見ていることについて、知事はどのように受け止められますか。

 

知事:

 1、2週間前と比べて、増えているところとして、兵庫県が目立ったということで、挙げられたのではないか。絶対数で言うと、今日は(感染者が)60人ですが、他の多くの患者を出しているところに比べて、明らかに急上昇しているわけではありません。我々は、もう少し状況を見極める期間がいるのではないか、と思っています。
 ただし、分科会でも注目される状況にあることをよく認識しながら、私たちも対応していかなければならない、と思っています。
 要因は、ベッドの利用率と、2週間前と(比較して)1週間前が増えていることです。ベッドの利用率もホテル等の療養施設を活用すれば、ベッドの利用率は下がりますので、現実にもし窮屈になれば、積極的に活用されていくと思います。1週間単位で増えているということは、まぎれもない事実です。これは、要因分析をしながら、特定の注意をすればよいということではない現象が出てきていますから、県民の皆さんに広く注意を呼びかけていく、というのが今の時点での対応ではないか、と思っています。

記者:

 1週間平均でいうと、明日、感染者が45人を超えると、(1日当たりの患者数の平均が)40人を超える計算になります。

 

知事:

 また、「感染拡大期2」に入ります。

 

記者:

 現段階で知事は、明日にでも対策本部会議を見据えているのでしょうか。

 

知事:

 そのあたりの状況を見て、臨機応変に対策会議も開いて、対応ぶりを検討することもあり得る、と考えています。

 

記者:

 必ずしも明日、段階が上がるからといって、会議を開くとは限らない、ということでしょうか。明日、感染者が45人を超えて、段階がさらに上がるとしても、会議を開かない可能性もあるのですか。

 

知事:

 先ほども言いましたように、若干、見極めが必要なのではないか、と思っています。明日、直ちに開くことが望ましいのか、もう少し見極めた方がよいのか、そのあたりは、今日、これから相談します。相談した上で、対応を検討していきたい、と考えています。


記者:

 項目外、かつ、昨日もお答えをいただいたところ恐縮ですが、関西広域連合をめぐって、一部で(連合長)退任報道があったかと思います。
 仁坂知事が、本日の会見で、「勝手に退任すると決めつけるのはよくない」と、「県知事をやっている限りは、連合長を井戸知事にやって欲しい」というようなことを発言されています。
 このことを踏まえて、改めて連合長選挙への考え方。例えば、互選で推薦された場合の対応、仁坂知事のような声が多かった場合の対応は、どうされるのかが1点。
 もう1点、水面下の調整を含めて、次の委員会のある19日までに、何らかの意向を表明するようなお考えがあるのか、(それとも)あくまで19日の互選(選挙)がその場とお考えなのか、この2点を教えていただけますか。

 

知事:

 連合長はあくまでも、連合長選出規定にありますように、委員の互選で選ばれる、ということになっていますので、私が決めることでは、ありません。19日の連合委員会での委員の互選で、次の委員長を決める。これがもう、AでありZです。
 それから、私自身については、そのような決め方ですので、それにお任せすることが基本だと思っています。
 けれども、10年、井戸が連合長をやってきたという歴史もあります。10年の節目、1つの節目でもありますから、そのあたりも各委員が踏まえた上で、互選を検討していただいたらありがたい、と思っています。
 別に、やめるということを発言したわけでありません。念のために申し上げます。

 

記者:

 それらを踏まえた上での互選の結果には、一定、従うと言いますか、そこで検討すると。

 

知事:

 それが、連合長選定についての委員の申し合わせですので、それに従うというのが基本です。

 

記者:

 「ひょうご安全の日のつどい」の開催に至る経緯について。コロナ下での追悼行事の開催について、神戸市では「1.17のつどい」を縮小するかどうか、検討中です。井戸知事として、どうあるべきといった見解があれば、お願いします。

 

知事:

 基本的に、規模は縮小することを前提にしています。参加者の人員も絞りながら対応したい、と考えています。
 やはり、感染症対策を十分に行いながら、しかし、大切な1.17の日ですから、大切な式典自身は実施させていただきながら、対策は十全に講じて実施する、というのが基本の姿勢ではないか、と思っています。

 

記者:

 1.17の東遊園地である「つどい」の方では、県の助成金も出るような話も聞いています。それは、支給される予定でしょうか。

 

知事:

 1.17は各地で、防災グループ等がいろいろな活動を展開されています。それらに対しては、事業を実施される限り、一定のご支援はさせていただく予定です。各地での事業への支援をやめる、ということは、今の時点で考えていません。

 

記者:

 交通違反の件の確認ですが、これは先月の話でよろしいでしょうか。

 

知事:

 10月31日土曜日です。

 

記者:

 反則金などの納付は全て終わっている、ということでよろしいでしょうか。

 

知事:

 当然です。月曜日に納付しました。残念なのは、マイナス1点ということです。何十年も続けてきたゴールド(免許)がゴールドでなくなるのが非常に残念です。やはり自分の不注意を悔いています。

 

記者:

 項目外ですが、「Go To イート」の申し込み用はがきが、フリマアプリで売られています。それに対する知事の受け止めと、今回に関しては、既に事務局が出品停止の申し入れをしているということですが、今後の対策など、県で考えられているのかどうか、教えてください。

 

知事:

 申し込み用はがきをメルカリで販売したとしても、買った人が必ず食事券に引き換えられるわけではありません。若干、誤解があって、はがきで申し込んだ後に抽選する方法に変更されたことが、十分に周知されていなかったところが、メルカリなどで、販売される状況に陥ったことの一因でもあります。
 (ただちに)購入の権利が発生するわけではなくて、申し込みができるということをしっかりと周知していくことが、今後の対策にもなるのではないか。その対策としての周知を徹底したい、と考えています。


 

 

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お問い合わせ

部署名:企画県民部知事公室広報戦略課

電話:078-362-3020

FAX:078-362-3903

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