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更新日:2013年3月21日

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第317回兵庫県議会 知事追加提案説明(平成25年3月21日)

ただいまは、平成25年度当初予算、第2次行財政構造改革推進方策の変更、条例、その他の議案について、ご議決をいただき、ありがとうございました。

平成25年度の県政の推進にあたりましては、平成24年度の経済対策補正とあわせた16ヶ月予算の下、切れ目のない事業執行を図り、元気で安全な兵庫の構築に向け、全力で取り組んでいきます。
また、新年度は、第2次行革プランについて、経済雇用情勢や国の政策動向、分権改革の進展など、プラン策定後の行財政環境の変化等を踏まえ、県民の理解と協力のもと、県議会ともご相談しながら、3年目の総点検に着手します。よろしくお願いします。

これより、ただいま上程になりました追加議案について、その概要をご説明します。

その1は、平成24年度予算及び平成25年度予算の補正です

緊急経済対策に係る国補正予算の成立により、国庫補助事業の本県配分額が確定しました。公共事業や緊急雇用就業機会創出基金で内示減が生じましたが、造林事業など公共事業の一部工種や県立大学ニュースバル放射光施設の機器整備費について予算を上回る内示を得るなど、事業量の確保に努めました。また、地域の元気臨時交付金や地域医療再生・医療施設耐震化支援基金など、一部の基金は国において翌年度に繰り越しされることにより、平成25年度に配分されることとなりました。
これらに伴い、平成24年度一般会計予算について精算減額し、25年度予算について調整増額しました。
このため、平成24年度補正予算は328億82百万円余の減額、平成25年度補正予算は251億85百万円の増額です。

その2は、平成24年度予算の繰越です

予算の執行にあたりましては、計画的に事業の推進に努めておりますが、緊急経済対策に関連する事業が2月補正での計上となったこと、設計協議や地元協議、用地買収の遅延等から、年度内に執行できないものや完成しないものが生じています。このため、翌年度において事業実施ができるように繰越の措置をとるものです。

その3は、条例案件です

まず、「特別職に属する常勤の職員の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例」についてです。
特別職報酬等審議会に、知事及び副知事の給料の額及び退職手当の額について諮問していました。昨年11月以降、4回にわたり審議を重ね、先般、給料を約5%、退職手当を給料の見直しと合わせて約25%減額改定することが適当であるとの答申がなされました。
この答申に基づき、給与を引き下げるため、所要の整備を行うものです。
第2次行革プランに基づく給与の減額措置ですが、給料及び期末手当については、審議会の答申に基づく給料の引き下げを含め、現行の減額措置を下回る水準となるよう減額措置を行います。退職手当については、答申に基づく引き下げ後の額が、現行の減額措置後の額を下回っていますが、さらなる減額措置を行います。
これらに伴い、第2次行財政構造改革推進方策の変更を行います。

「兵庫県税条例の一部を改正する条例」については、個人県民税における住宅借入金等特別税額控除の延長・拡充など、平成25年度税制改正に伴う所要の整備を行うものです。

最後に、その他案件は、2月補正で計上した緊急経済対策における公園整備事業を実施するためには議決が必要となりますので、「兵庫県立あわじ石の寝屋緑地用地の取得」をお願いしています。

以上で、提出議案の説明を終わります。
議員の皆様には、よろしくご審議のうえ、適切なご議決をいただきますようお願いします。

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