ここから本文です。
※令和4年度に終了しました※
災害多発時代を迎える中、高齢化の進展や在宅医療・介護、地域移行の推進等により、地域で暮らす高齢者や障害者が増えています。
阪神・淡路大震災の経験や教訓もあり、地域における防災活動等も進んでいますが、いざという時に重要なのは、平常時の備えと心掛けです。
平成30年7月豪雨災害において、岡山県倉敷市真備町では、自宅2階に垂直避難すらできずに多数の高齢者が死亡し、地域と接点がなかったシングルマザーの障害者とその娘が犠牲となるという事例もありました。
このような悲劇を繰り返さないため、共助・公助による支えとともに、高齢者・障害者の自助力(防災意識)を向上し、早期避難の徹底等を促すことを目的に、平成31年度(令和元年度)から令和4年にかけて、高齢者・障害者自助力強化推進事業を実施してまいりました。
兵庫県老人クラブ連合会と兵庫県身体障害者福祉協会の企画により、防災ピアリーダーに対する研修会を実施し、大規模災害による高齢者・障害者の被害状況や行政の取組、早期避難の重要性等について説明を行いました。
お問い合わせ