サイト内検索
兵庫県議会トップページ > 定例会・臨時会 > 過去の定例会・臨時会 > 令和2年度 > 令和2年6月第349回定例会 > 請願 > 請願第19号
ここから本文です。
更新日:2020年6月17日
令和2年6月15日配付
文教常任委員会付託
新型コロナ感染を防止し、子供たちが安心して学校に通うために、少人数学級の実現を求める件
1 受理番号 第19号
2 受理年月日 令和2年6月9日
3 紹介議員 庄本えつこ 丸尾牧
4 請願の要旨
新日本婦人の会は1962年の創立以来、子供の幸せ、平和と暮らしの向上など女性の願いの実現を目指し、全国の草の根から行動している国連NGOの女性団体である。
緊急事態が解除され、6月1日から学校が再開された。3ヵ月という長期の休校の影響は大きく、子供と保護者は疲弊し、ストレスや不安を抱えている。教職員も経験したことのない負担と混乱の中で教育を行い、子供の命を守るために頑張っている。再開後の感染予防の徹底と、児童の健康状態の把握や心のケア、子供の学習・成長・発達機会の保障、生活環境を整えること、一人ひとりへのきめ細やかな対応がこれまで以上に求められている。
文部科学省の「学校の新しい生活様式」や、兵庫県の「ひょうごスタイル」でも、新型コロナウイルス感染症が長期化する中で、1~2mのソーシャルディスタンスが必要と呼びかけている。営業再開した飲食店や映画館では席数を減らし間隔を空けて対応している。
しかし、学校は40人学級のままではソーシャルディスタンスが保てない。約8m×8m の教室内で物理的距離を確保し学習指導するには、20人以下の少人数学級の実施が必要である。子供や保護者からは「学校に行くのが不安」「5年生は40人超のクラスで、机を3つ並べて密集状態」「分散登校を初めて経験したが、19人で教室もゆったり、先生は一人ひとり丁寧に子供たちに接していて本当に少人数はいい。このまま続けてほしい。」と声が上がっている。
緊急に、必要な教室、学習支援員などの教職員の確保をするとともに、抜本的改善のためには少人数学級の実現、先生を増やしてほしい。全国では、中学1年生で35人学級を採用していない県は4県のみ、兵庫はその中に入っていて、特に遅れている。
感染対策からも、兵庫県として、少人数学級を進め子供の命を守るため、下記事項を要望する。
記
1 新型コロナウイルス感染を防止し、子供たちが安心して学校に通うために、県下の小・中・高校のクラスを少人数学級にすること。
お問い合わせ