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更新日:2023年6月15日
令和5年6月15日配付
健康福祉常任委員会付託
子どもの医療費を所得制限なしに18歳まで無料にすることを求める件
1 受理番号 第2号
2 受理年月日 令和5年6月8日
3 紹介議員 庄本 えつこ
4 請願の要旨
新日本婦人の会は、創立以来61年間、暮らしと平和、子どもの幸せ、女性の地位向上を目指し、運動を広げる国連NGOの女性団体である。
3月に発表された少子化対策試案で、私たちが長年求めてきた乳幼児医療費無料制度のペナルティー(国保国庫補助金の削減)の廃止が盛り込まれ、4月には厚労省も高校生までの減額調整廃止の意向を示した。県議会が意見書を出されたことを歓迎する。
新型コロナと物価高の影響で、独り親世帯をはじめ、多くの子育て世帯の生活困窮や、子どもの貧困の深刻化が懸念され、少子化にも拍車がかかっている。
これまで自治体の努力により、子どもの医療費への助成が進められてきた。県下では41市町中、37自治体で中学校3年生まで通院・入院とも無料になっている。18歳まで通院・入院無料の自治体も16市町に広がっている。しかし、県の制度は2013年以来、進んでおらず、窓口無料部分はなく、自治体ごとに、所得制限や窓口負担などもあり、地域によって大きな差がある。「どこに住んでも子どもの命の大切さは同じ。子どもの医療費は18歳まで無料にしてほしい」という子育て世代の要求は切実である。全ての子どもにすこやかな成長と、健康に暮らす権利を保障するために、医療費の心配をなくすことはますます重要となっている。
県段階の無料化は、鳥取県が2024年から18歳まで完全無料化を決めるなど、次々踏み切っている。今こそ、県が先頭に立ち、子ども医療費無料制度を拡充するべきである。
よって、下記事項について要望する。
記
1 県の制度を拡充し、子どもの医療費を所得制限なしで18歳まで無料にすること。
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