更新日:2022年7月4日

ここから本文です。

ふるさと自慢(じまん)

 

明石海峡大橋(あかしかいきょうおおはし)愛称(あいしょう):パールブリッジ神戸市(こうべし)・淡路市(あわじし)

 

明石海峡(あかしかいきょう)をまたぎ、神戸市垂水区(たるみく)と淡路島(あわじしま)の淡路市(あわじし)を結(むす)ぶ「明石海峡大橋(あかしかいきょうおおはし)」は、長さ3,911メートルのつり橋で、2本の主塔(しゅとう)の間が1,991メートルあり、世界一です。
現代(げんだい)の最高技術(ぎじゅつ)を集めたこの橋はスケールが大きく、たとえば、ケーブルを支(ささ)える主塔(しゅとう)の高さは、海面上約300メートルです。また、1本のケーブルには直径約5ミリの素線(そせん)が3万6,850本使われており、ケーブル2本分の素線(そせん)をつないだ長さは地球7周半分にもなります。

大型放射光施設(おおがたほうしゃこうしせつ)「SPring-8(スプリングエイト)」:佐用町(さようちょう)

スプリング8 スプリング8内部

提供:理化学研究所

播磨科学公園都市(はりまかがくこうえんとし)にあるSPring-8(スプリングエイト)は、1周(しゅう)約(やく)1.5キロメートルもある大きなドーナツ型のリングで「放射光」というたいへん明るい光を作りだす施設(しせつ)です。

これまで見ることができなかったとても小さな世界の形やしくみを見ることができるため、国内や外国から多くの研究者(けんきゅうしゃ)がやって来て、いろいろな分野(ぶんや)の研究・開発(かいはつ)をしています。たとえば、新しい薬や、性能(せいのう)のいいタイヤ、長持ちする電池の開発(かいはつ)、仏像(ぶつぞう)など文化財(ざい)の科学鑑定(かがくかんてい)など、幅(はば)広く役立(やくだ)てられています。

X線自由電子レーザー施設(えっくすせんじゆうでんしれーざーしせつ)「SACLA(さくら)」:佐用町

 

提供:理化学研究所

SPring-8のそばにある、X線自由電子レーザー施設「SACLA」は、X線とレーザーの特徴(とくちょう)を併(あわ)せ持つすぐれた光「X線レーザー」をつくり出す施設(しせつ)です。とても強く短いフラッシュのような光で明るく照(て)らし、ちいさな物が高速で動く瞬間(しゅんかん)の姿(すがた)をとらえることができます。

これまでは見ることが難(むずか)しかったものも調べることができるため、新しい薬や車の排気(はいき)ガスをきれいにする触媒(しょくばい)の開発(かいはつ)など、よりよいものづくりのための研究が大きく進むと期待されています。

スーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」:神戸市

富岳

提供:理化学研究所

スーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」は、世界最高水準(せかいさいこうすいじゅん)の汎用性(はんようせい)のあるスーパーコンピュータです。

スーパーコンピュータ「京(けい)」の後継機(こうけいき)として、理化学研究所(りかがくけんきゅうしょ)と富士通(ふじつう)が共同(きょうどう)で開発(かいはつ)・整備(せいび)しました。

新型(しんがた)コロナウイルスの飛沫拡散(ひまつかくさん)シミュレーションやリアルタイムでの津波浸水予測(つなみしんすいよそく)AIモデルの構築(こうちく)など、様々(さまざま)な研究成果(けんきゅうせいか)を生(う)み出(だ)しています。スパコン性能(せいのう)ランキングでは、4期連続世界(4きれんぞく)1位(い)を獲得(かくとく)しました。

光学望遠鏡(こうがくぼうえんきょう)「なゆた」佐用町(さようちょう)

 

西はりま天文台公園(てんもんだいこうえん)にある「なゆた」望遠鏡(ぼうえんきょう)は、星からやってきた光を集(あつ)める主鏡(しゅきょう)の大きさが2メートルあり、公開用(こうかいよう)の望遠鏡(ぼうえんきょう)としては世界一(せかいいち)の大きさです。
この望遠鏡(ぼうえんきょう)で星を眺(なが)めたときに、できるだけくっきりと見えるように、望遠鏡(ぼうえんきょう)をのせている柱や建物(たてもの)の形にも、いろいろな工夫(くふう)がされています。
また、この望遠鏡(ぼうえんきょう)にはいろいろな観測装置(かんそくそうち)がついていて、私たちが空を見上げてもわからないほどかすかに光る星でも、どんな星か調べることができます。
「なゆた」というのは、昔のインドでよく使われていたことば(サンスクリット語)で、とても大きな数を意味(いみ)しています。日本では、一、十、百、千、万……というふうに大きな数になりますが、そのずっと先の、1のあとに0が60ならぶ大きな数のことを那由他(なゆた)といいます。広い宇宙(うちゅう)や、その中にあるたくさんの星を思い浮(う)かべる言葉として、愛称(あいしょう)に選(えら)ばれました。

実大三次元震動破壊実験施設(じつだいさんじげんしんどうはかいじっけんしせつ):E-ディフェンス)三木市(みきし)

 

「三木総合防災公園都市(みきそうごうぼうさいこうえんとし)」にある実大三次元震動破壊実験施設(じつだいさんじげんしんどうはかいじっけんしせつ)(E-ディフェンス)では、地震(じしん)のとき、建物(たてもの)が実際(じっさい)に「どう壊(こわ)れるのか」「どこまで壊(こわ)れるのか」「なぜ壊(こわ)れるのか」を明らかにします。また、縦(たて)15メートル、横(よこ)20メートルもある震動台(しんどうだい)は3方向同時に動かせて、規模(きぼ)は世界最大(せかいさいだい)です。
ここでは、地震(じしん)に強い社会をつくり、地震(じしん)からみんなの命や財産(ざいさん)を守る研究をしています。

関連メニュー

お問い合わせ

部署名:総務部秘書広報室広報広聴課

電話:078-362-3022

FAX:078-362-4291

Eメール:kocho@pref.hyogo.lg.jp