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更新日:2024年10月11日

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令和5年9月センター長メッセージ(中播磨県民センター長 法田 尚己)

「兵庫・香川連携会議」が姫路で初開催

2025年の集客力の高い2大イベントである「大阪・関西万博」と「瀬戸内国際芸術祭」の同時開催を契機に、国内外から多くの人を呼び込むため、兵庫県と香川県の両知事による「兵庫・香川連携会議」が8月2日に開催されました。今回が初の開催です。

知事と清元市長が、香川県の池田知事、土庄町の岡野町長、小豆島町の大江町長をお迎えし、まずは、ひょうごフィールドパビリオンの1つ「姫路藩主御用能楽師『十二世江崎欽次朗』から『能』を学ぶ」を見学、体験しました。日本文化の奥深さを体験できるプログラムとなっています。

午後からは、姫路文学館に場所を移し、意見交換を行いました。兵庫と香川が持っているポテンシャルを踏まえ、新たな広域観光交流圏の形成を図ることで一致。今後は、広域周遊ルートの開発、芸術分野における広域連携の推進、兵庫・香川をつなぐ交通の充実を進めていきます。

中播磨地域は、姫路港で、香川県の小豆島と直接つながっており、当センターでも、今年度から香川県の直島と姫路港をクルーズ船で結ぶ実証実験を実施します。今後とも兵庫県と香川県の連携を通じた外国人観光客の誘客等に取り組んで参ります。

「全国市町村長サミット2023 in 兵庫」の開催

全国の市町村長が一堂に会して議論・交流を行うことを通じ、地域活性化の一層の進展、普及を図ることを目的とする「全国市町村長サミット」が、8月28日にアクリエひめじにて開催されました。兵庫県で開催されるのは初めてとなります。

地元選出の松本剛明総務大臣と知事の挨拶に始まり、神戸国際大学の中村智彦教授から「官民連携による地方創生」と題して基調講演が行われました。人口動態などからの将来予測に基づき、都市部、過疎地域双方に人手不足などの様々な社会問題が生じていること、その解決のために市町村が果たす役割の重要性について指摘がありました。

市町村職員と商工会議所など民間の職員が連携するとともに、若い大学教員の登用などにより外部からの意見も柔軟に取り入れ、地域の人材を育成するべきとの提言にもうなずかされました。

基調講演の後は、2つの分科会に分かれ、「移住定住」と「地域経済の活性化」について、姫路市の清元市長や養父市の広瀬市長などからの事例発表をもとにパネリストとなった市町長による意見交換が行われました。さらに、翌日の8月29日には、播磨地域の「ひょうごフィールドパビリオン」の現地視察なども実施されました。

オンラインも含め県内外から約530人の市町村職員等が参加しており、明日の自治体行政を考える上での様々な気づきが得られたのではないか、と思います。

基調講演

基調講演

 

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