令和4年12月センター長メッセージ（中播磨県民センター長　法田　尚己）

高校生のための起業セミナーピッチコンテスト（11月17日）

11月17日に、「ひょうご中はりま高校生のための起業セミナー」（全10回）の最終回として、起業プラザひょうご姫路において、高校生によるピッチコンテストが開催されました。

ピッチコンテストでは、参加者7人が3チームに分かれ、第9回までの講義で学んだアイデアの出し方、マーケティングなどの知識や考え方を元に、実際の店舗をモデルにして練り上げたビジネスプランを、武庫川女子大学経営学部福井教授、姫路商工会議所齋木会頭はじめとする経営者の方々、金融機関関係者らの審査員を前に発表しました。
審査員からは、提案内容からプレゼンの仕方まで、様々な角度からアドバイスがあり、中には、「すぐにでも商品化できるのではないか。」という感想もありました。また、「起業家は失敗するもの。失敗を気にせず、どんどん次のことに向かっていくことが大切。」など、未来の起業家に対するエールもありました。

審査後、各チームの発表内容に応じて、中播磨県民センター長賞として、「ナイスビジネスプラン賞」、「グッドアイデア賞」、「グッドプレゼンテーション賞」を私から贈呈させていただきました。

中播磨県民センターは、「新たな力が生まれ続ける「活力」中播磨」の一つとして、地域の起業・創業の活性化を図るための若者の起業家精神を育む取組みを進めていきます。

高校生のための起業セミナーピッチコンテスト2022

中播磨ビジョンフォーラムの開催（11月30日）

中播磨県民センターでは、2050年における中播磨地域のめざす姿について、中播磨新地域ビジョン検討委員会を中心に、地域の皆様の意見も伺いながら検討を行い、令和4年3月に中播磨地域の中長期的な指針である「中播磨地域ビジョン2050」を策定しました。
これを受け、今年度は、新ビジョン実現に向けて、各地域で様々な活動を行う団体を支援するとともに、県民が地域の未来を語り合い、考える場づくりを展開するため「中播磨地域ビジョンフォーラム」を開催しました。

フォーラムでは、ビジョンの目指す姿を視覚的にイメージできるよう、行動目標の16のイラストを作成した県立香寺高等学校美術工芸部の高校生2名にイラスト作成時の苦労話や2050年の将来像をさわやかに、また、地域活動に取り組むビジョン推進チーム等の5団体に日々の活動や30年後の展望を熱く語っていただきました。参加者からは「自分たちの活動と連携したい」といった声があがるなど、地域活動団体の中に新たな連携も見えてくる大変充実したフォーラムとなりました。

今後とも、地域とともに考え、共有、行動し、多様な地域に個性（ひと）が輝く中播磨を目指し尽力していきます。