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更新日:2023年3月10日

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新型インフルエンザ等対策について

 

新型インフルエンザとは

新型インフルエンザは、鳥などの動物に感染するインフルエンザウイルスが、人にも感染するようになり、さらに人から人へと感染しやすく変化して発生すると考えられています。

平成21年に発生した新型インフルエンザは、現在、季節性インフルエンザに移行しています。しかし、東南アジアや中国を中心に、鳥インフルエンザの人への感染事例があります。ほとんどの人が新型インフルエンザに対する免疫(抵抗力)を持っていないため、ひとたび発生すると、短い期間のうちに世界中で大流行し、多くの人が感染する可能性があります。

新型インフルエンザは国、県、市町、医療機関、企業、学校、県民など、社会の構成員それぞれが、連携・協力し取り組むことが必要です。

 

国の取り組み

 

平成25年4月に「新型インフルエンザ等対策特別措置法」が施行。国や地方自治体における行動計画の作成、緊急事態時の外出自粛や施設の使用制限要請などを定めています。

これを受け、平成25年6月には、「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」が作成されました。

県の取り組み

 

「新型インフルエンザ等対策特別措置法」や「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」に基づき、「兵庫県新型インフルエンザ等対策行動計画」を平成25年10月に作成しました。今後は計画に基づき関係機関とともに、感染拡大を抑制し、県民の生命及び健康を保護するとともに、県民生活・経済に及ぼす影響が最小となるように努めます。

 

兵庫県新型インフルエンザ対策計画の作成について

市町の取り組み

 

「兵庫県新型インフルエンザ等対策行動計画」に基づき、市町の対策計画が作成され、取り組みを進めます。

 

(参考)

医療機関における対策

新型インフルエンザ等発生時には、医療を継続して提供するため、診療継続計画の作成が求められます。

 

(参考)

 

企業の取り組み

新型インフルエンザ等発生時に業務を継続して、社会活動を支えるため業務継続計画の作成が求められます。

 

(参考)

家庭でできる感染防止対策

 

新型インフルエンザ対策も季節性インフルエンザと同様と考えられています。インフルエンザの感染経路は、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つがあります。

  • 飛沫感染とは、感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出し、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染します。
  • 接触感染とは、感染者がくしゃみや咳を手で押さえる、その手で周りの物に触れてウイルスが付着し、別の人がその物に触ってウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染する。

インフルエンザから身を守るためには?

 
  • 流行前のワクチン接種
    ワクチンを打つことで、発病の可能性を減らすことができ、また、肺炎や脳症併発等の重症化を予防することが期待できます。特に、重症化する可能性が高い人(高齢者、幼児、妊娠中の女性、持病のある方)は、流行前にワクチンを接種しましょう。

 

  • 正しい手洗い
    ウイルスの体内侵入を防ぐために、外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。また、ウイルスは石けんに弱いため、石けんで手を洗い、十分に水で流しましょう。手洗い後は、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かしましょう。

 

  • 普段の健康管理
    インフルエンザは免疫力が弱っていると、感染しやすくなりますし、感染したときに症状が重くなる恐れがあります。ふだんから、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきましょう。

 

  • 適度な湿度を保つ
    空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

 

  • 人混みや繁華街への外出を控える
    インフルエンザが流行してきたら、不要不急のときはなるべく、人混みや繁華街への外出は控えましょう

 

 

「インフルエンザかな?」と思ったら

  • 早めに医療機関を受診しましょう
  • 安静にして、休養をとりましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です
  • 水分を十分に補給しましょう
  • 咳・くしゃみなどの症状のある方は、不織布製マスクを着用しましょう
  • 無理をして学校や職場などに行かないようにしましょう

 

ほかの人にうつさないためには?

くしゃみや咳が出るときは、飛沫にウイルスを含んでいるかもしれませんので、次のような咳エチケットを心がけましょう

  • マスクを着用する:鼻と口の療法を確実に覆い、正しい方法で着用しましょう。使用後のマスクは放置せず捨てましょう
  • 口と鼻を覆う:くしゃみや咳をするときは、ティッシュなどで口と鼻を覆う
  • すぐに捨てる:口と鼻を覆ったティッシュはすぐにゴミ箱にすてましょう
  • 顔をそらす:くしゃみや咳の飛沫は、1~2メートル飛ぶと言われています。くしゃみや咳をするときは、他の人にかからないようにしましょう
  • こまめに手洗い:くしゃみや咳などを抑えた手から、ドアノブなどの周囲の物にウイルスを付着させないために、インフルエンザに感染した人もこまめな手洗いを心がけましょう

 

 

インフルエンザの流行状況について

特定接種接種対象事業所等の皆様へ

 

令和元年11月1日から新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく特定接種の申請(web申請)の受付が再開されました。

今回の再開より、事業者による申請について通年で行えるようになりました。

  • 今後のスケジュール
  • 特定接種管理システム申請者用操作マニュアル
  • 特定接種管理システムよくある質問(申請者)

 

特定接種(国民生活・国民経済安定分野)(外部サイトへリンク)

特定接種(医療分野)(外部サイトへリンク)

 

 

 
 

お問い合わせ

部署名:保健医療部 疾病対策課

電話:078-362-3202

FAX:078-362-9474

Eメール:shippeitaisaku@pref.hyogo.lg.jp