更新日:2023年6月22日

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山地の防災対策

本県の森林面積は県土の67%を占め、山地の地形が比較的急峻であるため、台風や梅雨前線豪雨、局所的な集中豪雨により、山地災害の発生しやすい状況にあります。
特に、六甲山系(風化花崗岩)、淡路島(大阪層群等)、但馬山地(第三紀層)などの地質脆弱な箇所では、災害発生リスクが高まることが懸念されます。

山地災害の特徴

平成30年7月豪雨により

発生した山腹崩壊

平成26年8月豪雨により発生した渓流からの土砂流出

山地災害は予め発生の時期・場所を予測することが非常に困難な災害です。気象情報に注意して、危険を感じたら避難することが大切です。写真は平成30年7月豪雨及び平成26年8月豪雨により山腹が崩壊し、土砂・倒木が民家近くまで流下した状況です。

 

 

こんなところが危険です~山地災害危険地区~

地形・地質、渓流の勾配、活断層からの距離、森林の状況などの条件から、降雨や地震によって山地災害の起こりやすい地区を「山地災害危険地区」として位置づけています。
危険地区には、次の3種類があります。

(令和5年3月31日現在 10,733箇所)

山腹崩壊危険地区

山腹の崩壊や落石により、災害が発生するおそれがある山腹斜面

3,325箇所

崩壊土砂流出危険地区

山腹崩壊や地すべりによって発生した土砂が土石流となって流出し、災害が発生するおそれがある渓流
7,299箇所

地すべり危険地区

地すべりによる災害が発生するおそれがある山腹斜面
109箇所

 

身近な地域の危険地区・避難場所は、関連リンク先「兵庫県CGハザードマップ」でご確認下さい。

関連リンク「こんなところが危険です

山崩れの危険信号

山地災害が起きる場合、山の斜面や川の流れに変化(前兆現象)が現れることがあります。

関連リンク「山崩れの危険信号

山地災害への対策

山地災害から県民の命や財産を守るため、治山事業を行っています。

関連リンク「治山事業とは

山地災害防止に関する取組み

山地災害防止に関する情報の周知などの活動を行っています。

関連リンク「災害展や防災パトロール等の取り組みについて」へ

お問い合わせ

部署名:農林水産部 治山課

電話:078-362-3471

FAX:078-362-3952

Eメール:chisanka@pref.hyogo.lg.jp