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5月21日、豊岡総合庁舎に隣接する用水路で発生した男性の転落事故で、人命救助に尽力した県民局職員3名を含む5名の方に対して、6月6日(木曜日)、豊岡市消防本部から感謝状が贈られました。
事故に遭遇して用水路から男性を引き上げたお二方、事故発生とAED(自動体外式除細動器)の必要性を知らせるため職場に駆け戻った職員、AEDで男性の様態を解析した職員、心臓マッサージを行った保健師、現場に駆けつけた一人ひとりがすべきことを迅速に行った結果、男性は一命を取り留められました。
AEDを操作した職員は、普段から機会をみつけて講習を受けていると聞きました。この様な場面に遭遇することは稀ですが、人を助けたいと思う勇気と普段からの備えが必要なのだと感じました。
改めて、この度の人命救助に尽力された皆様方の勇気と行動に対して敬意を表します。
養父市大屋町の明延鉱山探険坑道内の熟成庫「明寿蔵」で、6月26日に純米酒「明延」の蔵出しが行われました。
「明延」は、養父市大屋町宮垣の蛇紋岩地層で栽培された酒米「兵庫北錦」を原料とした純米酒を、約1年間明延鉱山で熟成したものです。香りがよく、よりコクのある仕上がりとなっています。
この日は、来年分の「明延」と半年熟成させる純米吟醸酒「仙櫻」の蔵入れも行われました。半年後の「仙櫻」の蔵出しが今から楽しみです。
(但馬県民局長 古川直行)
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