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また、但馬に暮らす私たちにとって、気の休まらない季節がやってきました。
県では、本格的な出水期を迎える6月を「豊かなむらを災害から守る月間」と定め、市町、消防、警察、地元関係者の皆さんと合同で防災パトロールを実施しています。
去る6月3日に実施したパトロールには、私も参加しました。
豊岡市但東町後の治山ダム、朝来市和田山町東谷のため池廃止箇所、養父市八鹿町朝倉の山腹崩壊の復旧箇所、そして美方郡新温泉町春来のため池改修予定箇所の4カ所を巡り、危険箇所の点検と合わせ、地域の方々と共に、災害の未然防止について考える機会となりました。
このパトロ-ルについては、報道機関の皆さんに取材・報道頂き、パトロールに参加頂いた方だけでなく、多くの方々に災害への備えが重要であることをお伝えすることができたと感謝しています。
近年の気象状況を見ていると、異常気象が異常では無くなりつつあります。想定を上回る豪雨も全国各地で見られる状況です。
本格的な出水期を迎えるこの時期に、想定外を想定し、今一度、ご自身、ご家族、そして大切な方々の生命、財産をどのようにして守っていくのかをお考え頂ければ幸いです。
山腹崩壊の復旧工事現場(養父市八鹿町)
改修予定のため池点検(美方郡新温泉町春来)
(但馬県民局長 登日 幸治)
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