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但馬地域において平成31年1月から令和元年12月に実施した県の主要な施策、事業の中から、下記の10項目を選定しました。
(順番は時系列順)
「兵庫美方地域の但馬牛システム」が日本農業遺産に認定
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厳格な個体管理や育種改良の取組等が評価され、「兵庫美方地域の但馬牛システム」が県内初、畜産部門では日本初の日本農業遺産に認定される。農林水産省を通じ国連食糧農業機関(FAO)に申請書を提出し、来年の世界農業遺産認定を目指す。 新温泉町にアパート方式牛舎「大平団地第2団地」が完成し、但馬牛の生産基盤強化が進展。 |
【但馬牛日本農業遺産認定】 |
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山陰海岸ジオパークがユネスコ世界ジオパークに再認定
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山陰海岸ジオパークがユネスコ世界ジオパークに再認定される。 さらなる飛躍を目指し、ジオパークの将来を考える「第1回山陰海岸ジオパーク大会」や関係者が意識の共有を図る「ステップアップ会議」を開催、ジオツーリズムを推進するためロングトレイルコースを設定するなど、新たな4年間に向けた取組がスタート。 |
【世界ジオパーク再認定審査】 |
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コウノトリ但馬空港開港25周年記念事業を展開
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コウノトリ但馬空港が平成6年5月の開港から25周年を迎えた。 幅広い地域からの空港利用を促すため、京丹後地域から初めてとなる空港直行バス(スカイ・ライナー)の試験運行を実施。 非定期便の発着回数の増加に向け、但馬-東京間を直行で結ぶ小型ジェット機(スカイ・ジェット)を運航。歌舞伎俳優の片岡愛之助氏が搭乗し但馬空港の利便性をPR。滑走路延長に向けた検討を開始。 |
【コウノトリ但馬空港開港25周年記念式典】 |
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但馬が誇る「食」の魅力を国内外でPR
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但馬のブランド米「コウノトリ育むお米」「但馬村岡米」「蛇紋岩米」が台湾へ初輸出。「コウノトリ育むお米」がG20大阪サミットで提供され、各国から高い評価を受ける。 東京で「朝倉さんしょ」や「たじまピーマン」等を販売。大阪で「八鹿豚」等の食材を用いた但馬産食材フェア、たじマルシェを開催するなど、特色ある但馬産農産物の魅力を発信。 |
【東京銀座三越で但馬産農産物の販売】 |
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地域の力で日本遺産を盛り上げる
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明延地域で、「一円電車」の線路延伸により150メートルの周回コースが完成。8月には体験乗車人数延べ3万人を達成。 神子畑選鉱場が操業開始から100周年。神子畑桜まつりの賑わい、駐車場等の環境整備、さらには交流施設の整備がはじまるなど、観光と地域交流の拠点としてエリア整備が進む。 但馬で3件目となる日本遺産に、香美町、新温泉町に伝わる「麒麟獅子舞」が新たに認定される。 |
【周回コースになった一円電車】 |
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関西初!「全国フットパスの集い2019 in但馬」の開催
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関西初となるフットパスの全国大会「全国フットパスの集い2019 in但馬」を開催。全国各地から250名を超える方々が集まり、女優の河合美智子氏による対談を含むフットパスフォーラムや交流会に参加。 また、神鍋の溶岩流を巡るコースや竹田城跡を登るコースなど全8コースでフットパスウォークを行い参加者は自然や街並みなど但馬の原風景を満喫。 |
【フットパスウォーク】 |
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「国際観光芸術専門職大学(仮称)」令和3年4月の開学に向け準備進む
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但馬で開学を目指す県立「国際観光芸術専門職大学(仮称)」の設置認可申請を文部科学省に提出。学舎・学生寮の建築工事を開始し、令和3年4月の開学を目指した設立準備が進む。 豊岡市内で「第0回」豊岡演劇祭が開催され、延べ1,427人が劇作家の平田オリザ氏が主宰する劇団「青年団」による公演等を観劇。 |
【専門職大学完成予想図】 |
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あしたのふるさと但馬を支える社会基盤づくり進む
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山陰近畿自動車道「浜坂道路Ⅱ期(居組IC~新温泉浜坂IC)」が2020年代半ばの完成を目指し工事に着手。香美町と鳥取県をつなぐ「国道482号(町道岩小屋線)」が供用開始。 新たな旅客需要の創造と住民や観光客にとって利用しやすい公共交通を検討するため、豊岡-鳥取間において高速バス運行の社会実験を実施。 |
【国道482号(町道岩小屋線)供用開始】 |
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コウノトリの郷公園が開園20周年
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コウノトリの郷公園が、平成11年の全面供用開始から20周年を迎え、記念式典・シンポジウムや新ドーム型ケージの設置などを実施。 野外コウノトリは180羽に達し、県内ほか5府県(福井・京都・鳥取・島根・徳島)で繁殖に成功するなど野生復帰の取組が着実に進む。 昭和40年に野生コウノトリの保護・飼育を開始した“約束のケージ”が、国の登録有形文化財に認定される。 |
【コウノトリ“約束のケージ”】 |
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但馬水産王国の再興に向けた取組がスタート
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平成30年度漁期の但馬地区におけるズワイガニ(松葉ガニ)の漁獲金額は43億1千2百万円となり、昭和50年度漁期以降過去最高を更新。ハタハタ、ホタルイカの漁獲量は全国1位を記録。令和元年11月の漁解禁後の初競りで松葉ガニ1匹に300万円の値が付きこれまでの最高値を大幅に更新。 漁業者、水産加工業者、観光関係者と行政が一体となって「但馬産松葉ガニ」のブランド力の強化等を推進し、但馬水産王国の再興を目指す。
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【津居山港のズワイガニ初競り】 |
1.選定基準
(1)但馬の特徴を反映し、他地域にはあまり見受けられないもの
(2)県民の将来へ、夢や希望を与えたもの
(3)県民の暮らしに身近で、共感を与えたもの
(4)今の時代を反映し、本年の記録とするにふさわしいもの
(5)その他、より県政への理解と関心を深めたもの
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