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兵庫県公立大学法人 兵庫県立大学 地域ケア開発研究所における 「WHO協力センター」の再認証について

2021年12月27日

担当部署名/兵庫県立大学地域ケア開発研究所  直通電話/078-925-9607

兵庫県公立大学法人 兵庫県立大学 地域ケア開発研究所における

「WHO協力センター」の再認証について

 

このたび、兵庫県立大学地域ケア開発研究所は、世界保健機関(WHO)から「WHO協力センター」の再認証を受けました。

今回の再認証では、保健分野における災害時のリスク管理に加え、新型コロナウイルス等感染症の流行への対応を含み、災害および健康危機管理に対して強靭な保健医療システムの構築に向けた活動を行なうことがWHOから期待されています。

今後ともWHOとの協力のもと、災害および健康危機による人々の健康、命、暮らしへの影響および健康の維持・向上に向けたケア方法の開発等の研究を推進してまいります。

 

 

1 WHO協力センターの再認証について

 (1)指定を受けた分野

            WHO Collaborating Centre for Disaster Risk Management for Health

            日本語訳 :災害健康危機管理WHO協力センター

(2)再認証日

   令和3年6月14日【認証期間:4年間(令和7年6月14日まで)】

   ※WHOから令和3年1214日付けで、同年6月14日に遡って再認証された。

 

前回の認証日は、平成29年6月14日(4年間)

前々回の認証日は、平成27年6月14日(2年間)

初回の認証日は、平成19年5月24日(4年間)

 

2 センターが行うWHOへの協力内容

WHOに対し提案している地域ケア開発研究所での業務内容は、次の2項目である。

 (1) WHOによる災害健康危機管理枠組みの実行を支援すること

 (2) 災害健康危機管理分野のエビデンスと研究の強化を支援すること

 

3 WHO協力センターの認証状況

世界80カ国以上で約800機関が認証されており、国内では大学、研究機関等37機関が認証されている。

 

【参考】WHO協力センターとは

 WHO協力センターは、必要に応じて、国家、各国間、地域、地域間及び世界レベルでWHOのプログラムを支援する、WHOにより設置された施設間協力ネットワークの一部を構成することとする。

しかし、この範囲に止まることなく、技術協力に関するWHOの方針と方策に基づき、WHO協力センターは、国家の保健医療の向上を支援するため、情報、業務、研究及びトレーニングに関し、国家の資源強化に参画しなくてはならない。

 WHO協力センターとしての指定の対象となり得るのは、WHOのプログラムと目的に関連する機能を遂行する能力のある機関、そして、高い科学的・技術的水準が既に国際的に認知されている機関である。

 機関が独立したものである場合は、機関が所属する施設の長、あるいはその機関の代表者の同意のうえで、その国の政府と協議した後に認定が行われる。機関は当初4年の任期で認定され、その後は4年あるいは4年以下の期限で任期が更新されることもある。

 日本国内では、37機関がWHO協力センターに認証されている。