古くから伝わる神事「樋抜きの儀(ひぬきのぎ)」が今年も開催されます
2022年5月25日
担当部署名/東播磨県民局地域振興室県民課
直通電話/079-421-9063
東播磨地域を象徴する「ため池群と水路網」を地域の財産として、"守り、活かし、次世代に継承する"ため、多様な主体の参画と協働のもと、地域全体を"まるごと博物館"とする「いなみ野ため池ミュージアム」を平成14年度より展開しています。
この取り組みの一環であり、五穀豊穣(ごこくほうじょう)と水利の安寧(あんねい)を祈願する地域の伝統行事(神事)"樋抜きの儀(ひぬきのぎ)"が下記のとおり執り行われます。
この神事は、加古川市志方西地区の5集落の貴重な農業用ため池である「原大池」の円筒分水工から、5つの集落の農地へ分水するもので、毎年5月最後の大安の日に行われます。
記
1 実 施 日 : 令和4年5月30日(月曜日)
集合9時30分 神事開始 10時00分より
2 実施場所 : 原大池(加古川市志方町原字大池1060-1)
3 主 催 : 加古川市横大路、原、成井、永室、西牧の5集落
4 内 容 : 町内会や水利組合の代表者らが集まり、五穀豊穣と水利の安寧(あんねい)を祈願する伝統神事です。
拝礼と振る舞いの後、原大池の樋抜き(取水バルブを開け)が行われ円筒分水工を経由し水が
轟音(ごうおん)と共に水路へ、そして農地へと流れだします。
5 そ の 他 : 野外での神事ではありますが、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け咳エチケット
(マスクの着用など)等の感染予防に努めてください。
6 問合せ先 : 東播磨県民局地域振興室県民課(水辺地域づくり担当)
TEL079-421-9026・FAX079-424-9977