ホーム > 2024年5月記者発表資料 > 古くから伝わる神事「樋抜きの儀」(ひぬきのぎ)が今年も開催されます

ここから本文です。

古くから伝わる神事「樋抜きの儀」(ひぬきのぎ)が今年も開催されます

2024年5月24日

担当部署名/東播磨県民局県民躍動室地域振興課  直通電話/079-421-9093

東播磨地域を象徴する「ため池群と水路網」を地域の財産として、“守り、活かし、次世代に継承する”ため、多様な主体の参画と協働のもと、地域全体を“まるごと博物館”とする「いなみ野ため池ミュージアム」を平成14年度より展開しています。

この取り組みの一環であり、五穀豊穣と水利の安寧を祈願する地域の伝統行事(神事)“樋抜きの儀”が下記のとおり執り行われます。

この神事は、加古川市志方西地区の5集落の貴重な農業用ため池である「原大池」の円筒分水工から、5つの集落の農地へ分水するもので、毎年5月最後の大安の日に行われます。


1 実施日 : 令和6年5月27日(月曜日)

  神事開始 10時より

2 実施場所 : 原大池(加古川市志方町原字大池1060-1)

3 主催 : 加古川市横大路、原、成井、永室、西牧の5集落

4 内容 : 町内会や水利組合の代表者らが集まり、五穀豊穣と水利の安寧(あんねい) を祈願する伝統神事です。拝礼と振る舞いの後、原大池の樋抜き(取水バルブを開け)が行われ円筒分水工を経由し水が轟音と共に水路へ、そして農地へと流れだします。

5 問合せ先 : 東播磨県民局県民躍動室地域振興課(水辺地域づくり担当)

  TEL079-421-9063