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更新日:2021年1月29日
県では、道路や公園をつくったり、県民(けんみん)の健康(けんこう)や環境(かんきょう) を守ったりするなど、いろいろな仕事をおこなっているんだ。それらの仕事をどのように進めていくか、その仕事に必要(ひつよう)なお金をどう使うかといったことを、約(やく)550万人の県民(けんみん)全員で集まって決めることはできないよね。そのために、県民(けんみん)の中から地域(ちいき)ごとに行う選挙(せんきょ)で選(えら)ばれた代表者が話し合って決めているんだ。その代表者が県議会議員なんだよ。
県議会議員の選挙への立候補(りっこうほ)は25歳(さい)以上(いじょう)、投票は18歳以上からできるんだよ。
画像は「兵庫県議会(ひょうごけんぎかい)議場(ぎじょう)見学ツアー」から
県議会は、県の仕事が正しく進められるよう、県議会議員(けんぎかいぎいん)が調査(ちょうさ)、話し合いをし、決めるところだよ。
県議会だけが行うことができることで一番大切なことは、県知事や県議会議員から出された議案(ぎあん)(※1)を議決(ぎけつ)(※2)することなんだ。
議案(ぎあん)には、県が一年間に使うお金と入ってくるお金の見込(みこ)みを計算した「予算(よさん)」や、県の決まりごとである「 条例(じょうれい)」などがあるんだよ。
※1 議案(ぎあん)=会議(かいぎ)で話し合って決めるための元となる考え
※2 議決(ぎけつ)=議会や会議などで決めること
県議会議員の人数は県の条例(じょうれい)(※3)で86人と決められているんだ。
議員(ぎいん)の名前はここから調べることができるよ。→議員紹介 選挙区別一覧表(ぎいんしょうかい せんきょくべついちらんひょう)
※3 条例=県や市町で決めたきまりごと
県議会には、一年のうち決まった時期(じき)に開かれる「定例会(ていれいかい)」とそれ以外の必要(ひつよう)な時期に開かれる「臨時会(りんじかい)」があるんだ。
定例会は条例(じょうれい)(※3)で年4回と決められていて、毎年2月、6月、9月、12月に開かれるよ。
※3 条例=県や市町で決めたきまりごと
県議会で行う主な会議には、本会議(ほんかいぎ)と委員会があるんだ。
本会議は、議員(ぎいん)全員が出席(しゅっせき)して開かれる会議で、県議会としての最終的(さいしゅうてき)な考えを、ここですべて決定するんだよ。
委員会は、本会議に出された議案(ぎあん)(※1)などをよりくわしく審査(しんさ)(※4)するために、少ない人数の議員からつくられている集まりのことだよ。
委員会には、いつもある「常任(じょうにん)委員会」、「議会運営(ぎかいうんえい)委員会」と、必要(ひつよう)なときにおかれる「特別(とくべつ)委員会」があるよ。「常任委員会」は7つあり、議員は必(かなら)ずどれかの「常任委員会」に入っているよ。
※1 議案=会議(かいぎ)で話し合って決めるための元となる考え
※4 審査=くわしく調べて、適当(てきとう)かどうかを決めること
第1回目の県議会は、今からおよそ140年前の明治12年(1879年)に開かれたよ。第1回目のときは、専用(せんよう)の会議場(かいぎじょう)がなかったので、お寺を借りて議会が開かれたんだよ。
3年後の明治15年(1882年)には、本会議場(ほんかいぎじょう)を含む建物(たてもの)である議事堂(ぎじどう)ができて、その40年後の大正11年(1922年)には 2代目が完成したよ。
そして昭和46年(1971年)には3代目となる今の議場棟(ぎじょうとう)が完成したんだ。
第1回目の県議会が開かれたお寺〔明治12年(1879年)〕 | 初代議事堂〔明治15年(1882年)~〕 |
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真宗本願寺(しんしゅうほんがんじ) 【現在(げんざい)の光尊寺(こうそんじ)】 |
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2代目議事堂〔大正11年(1922年)~〕 | 3代目議場棟〔昭和46年(1971)~現在〕 |