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新型コロナウイルス感染症の感染者数が急激に増加しています。夏も本番となり、お盆の帰省やレジャーなどで出かけることも多くなります。社会経済活動を制限なく継続して行うためにも、社会全体で新型コロナウイルス感染症の感染対策にしっかりと取組むことが必要です。
ワクチン接種を進めるとともに、基本的な感染防止策の徹底に改めてご協力いただきますよう、よろしくお願いします。
全国高等学校総合体育大会など、各地で選手がそれぞれの想いを胸に「今しかできない」素晴らしい熱戦を繰り広げています。そのなかでも、この地域では、夏の「甲子園」が開催されます。8月6日から始まる全国高等学校野球選手権大会での高校球児達の熱い戦いが、地域のみなさんに「元気」と「感動」を与えてくれることを期待しています。
さて、今回は「ものづくり」についての取組みを紹介します。
ここ阪神南地域は、わが国の経済発展を担ってきた実績があり、また、高い技術力を持つ、全国有数のものづくり産業が集積しています。この強みを生かして、新たな技術開発や事業展開を進め、付加価値を高めて競争力の強化を図る必要があります。
そこで、阪神南県民センターでは、「企業の強みを生かした成長の後押し」と「若者ものづくり人材の確保・育成」に取り組んでいます。
まず、「企業の強みを生かした成長の後押し」では、(一財)近畿高エネルギー加工技術研究所や(公財)新産業創造研究機構等と連携し、高い開発意欲と技術を持つものづくり企業を発掘し、これまでに125社をリーディングテクノロジー(LT)企業に認定しています。そして、複数のLT企業によるグループ研究、中小企業のDX導入、販路開拓アドバイザー派遣による販売促進といった様々な支援を行っています。
また、9月1日(木曜日)、2日(金曜日)に神戸国際展示場で開催される「国際フロンティア産業メッセ2022」にはLT企業を中心としたグループが共同出展しますので、是非お立ち寄りいただければと思います。
次に、「若者ものづくり人材の確保・育成」では、次代を担う高校生・大学生を対象とした事業を行っています。高校生向けには、ロボットセミナーや、ものづくり出張セミナーを、高校生・大学生向けには就業体験バスツアーを、大学生向けには創業出前講座を開催しています。
なかでも、ロボットセミナーは、高校生が考えた産業用ロボットのアイデアを発表していただき、優秀者は全国大会の「ロボットアイデア甲子園」に派遣していますので、非常に熱心に取り組んで頂いています。
「ものづくり」をはじめとした産業は、私たちの生活のエンジンでもあります。
だからこそ、人々の生活をより良くするには、産業の活性化は欠かせません。
阪神南県民センターでは、「強み」を生かした地域の産業振興に、引き続き、取り組んでいきます。地域の産業をみんなで盛り上げていきましょう。
こちらを是非ご参照ください。
県民だよりひょうご8月号阪神南版はこちら(PDF:858KB)(別ウィンドウで開きます)
阪神南県民センター長 秋山 徹志
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