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阪神・淡路大震災から31年 ― 追悼と防災への誓い 1995年1月17日、阪神・淡路大震災は私たちの暮らしに深い傷跡を残しました。あの日を忘れず、犠牲になられた方々に哀悼の意を捧げるとともに、災害に強い地域づくりを進めることが私たちの使命です。
阪神南地域の防災施設紹介 阪神南地域はゼロメートル地帯(土地の標高が海抜ゼロメートルより低い地域)が多いなど、高潮や津波による浸水リスクが高い地域です。そのため、こうした災害から命と暮らしを守る防災施設の整備が進められています。その中から今回は、尼崎・西宮エリアにある二つの重要な施設をご紹介します。
【新川水門及び新川・東川統合排水機場(西宮市)】 西宮市南部を流れる新川・東川の河口部では、高潮や南海トラフ地震による津波の浸水被害が懸念されており、また、河川からの水を海へ排水する排水機場では老朽化が進んでいます。そのため、「新川水門」と「新川・東川統合排水機場」の整備を進めています。「新川水門」は令和3年12月に完成し、非常時には水門を閉鎖して浸水を防ぎます。水門の扉体を上げた時の高さは約20mもあり、ヨットが通っても当たらない高さです。また、この水門を引き上げる巻き上げ機は、西宮市の花「サクラ」に合わせてとてもかわいいピンク色になっています! 新川水門の側では「新川・東川統合排水機場」を令和15年度の完成に向けて建設中です。完成すれば、現在の2つの排水機場を一つに統合し、2倍のパワーで排水できるようになるため、浸水被害の大幅な解消が見込まれています。
【尼ロック(尼崎市)】 尼崎港と大阪湾を結ぶ尼崎運河に設置された「尼ロック」は、高潮や津波から市街地を守るための防潮水門です。水位差を調整しながら、船舶の通航を確保する仕組みも備えており、港湾機能と防災機能の両方を兼ね備えています。こちらは、一昨年公開された映画『あまろっく』の舞台にもなり、とても注目を集めました。映画の中では家族を守る象徴的な存在として「尼ロック」が描かれていましたが、まさに尼崎のまちを守る象徴として活躍しています。6月~8月頃には、尼ロックを見学できるイベントも実施していますので、チェックしてみてください。
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