「第72回兵庫県社会福祉大会」の開催

記者発表日時：2024年9月30日10時

担当部署名／福祉部地域福祉課地域福祉班 　直通電話／078-362-3181

　長く続いたコロナ禍の影響も消えない中、物価や光熱費の高騰が続き、生活に困窮する方々が抱える課題は深刻の度合いを増しています。地域社会では、人口減少や少子高齢化の進行などにより、地域での生活を存続させるための基盤が揺らぐとともに、社会的孤立や格差により、地域生活課題も複雑・多様化しています。
　国では、“孤独・孤立に悩む人を誰ひとり取り残さない社会”を目指して、令和6年4月1日から「孤独・孤立対策推進法」が施行されました。
　兵庫県の第5期「兵庫県地域福祉支援計画」では、SDGsの趣旨に沿って、「つながり・支え合いのある地域共生社会ひょうご～“誰も取り残されない”地域づくり～」を目標として掲げています。県内では社会福祉法人による地域公益活動を各市区町域ですすめる「ほっとかへんネット」を中心に、「8050問題」や「ダブルケア」、「ヤングケアラー」等の複雑化・多様化した課題に対する多様な主体との協働の取組みが広がっています。
　折しも、令和6年元日に発生した「令和6年能登半島地震」では、石川県能登半島を中心に甚大な被害が発生し、懸命な復旧・復興活動が継続される中、来年1月17日には、阪神・淡路大震災から30年を迎えます。
　このたび、私たち福祉関係者は宍粟市に集い、この大会を通じて、「つながりで笑顔輝く 共生のまちづくり」に向け、地域でつながり・支え合うことの大切さをあらためて確認し合うとともに、社会福祉の発展に功績を残された方々の顕彰を行うことで、社会福祉のさらなる充実を目指します。

1 期日
令和6年10月30日（水曜日）

2 会場
山崎文化会館（宍粟市山崎町鹿沢88-1）

3 主催
兵庫県、兵庫県社会福祉協議会、宍粟市、宍粟市社会福祉協議会

4 参加者
社会福祉関係者をはじめ一般県民（600人）

5 日程
〔式典〕13時00分～14時20分
○オープニングコーラス
○開会のことば
○兵庫県福祉コミュニティ憲章朗読
○主催者あいさつ
○来賓あいさつ
○表彰
　・県知事表彰
　・県社会福祉協議会会長表彰
○次期開催地あいさつ

〔記念講演〕14時40分～16時00分
「僕たちにはキラキラする義務などない」
講演者：山田ルイ53世　氏

6 問い合わせ先（大会事務局）
兵庫県福祉部地域福祉課地域福祉班
TEL 078-341-7711（内線2926、2998）

兵庫県社会福祉協議会　企画部
TEL 078-242-4636