ホーム > 2024年11月記者発表資料 > 兵庫県客引きストップ!プロジェクト「AI防犯カメラを活用した実証実験第2弾」の実施

ここから本文です。

兵庫県客引きストップ!プロジェクト「AI防犯カメラを活用した実証実験第2弾」の実施

記者発表日時:2024年11月8日15時

担当部署名/県民生活部くらし安全課地域安全対策班  直通電話/078-362-3205

 兵庫県では、令和6年5月20日~6月19日に禁止地区に指定している三宮北部地域で「AI防犯カメラを活用した実証実験」を実施しました。このたび、西宮市の2地区も対象に追加し、「AI防犯カメラを活用した実証実験第2弾」を実施します。

1 実施期間

 令和6年11月13日(水曜日)~令和7年1月31日(金曜日)

2 実施場所(AI防犯カメラの設置場所は下記PDFファイルに記載)

 (1) 三宮北部地域(サンキタ通り商店街及び生田新道)

 (2) 阪急西宮北口駅北西地域及びJR甲子園口駅南側地域

3 実施経緯等

 県が主催する「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」において事業者を公募。採択企業(TOA株式会社)と連携し、客引き行為の減少に向けて前回の結果を踏まえた実証実験を行い、本格運用に向けた課題等を検証する。

4 実験の概要

 一定の時間、撮影範囲内に複数人が滞留した際に注意喚起放送を実施。放送回数やAIカメラで検知した滞留人数等により効果を検証

 (1) 撮影範囲内の滞留人数が増加した際にカメラが検知しスピーカーで注意喚起

   (複数人が1分間滞留した場合に放送、放送後滞留が1分続いた場合再度放送)

 (2) 客引き防止指導員のスマートフォンと連動させ、現場確認・注意喚起を迅速化

 (複数人が10分間以上滞留した場合にメール送信)

 (3) 通常時は通行人が客引きについて行かないよう、啓発放送を実施

 

【前回からの改善の方向性】

 (1)AIカメラ、スピーカーの設置台数を増設(2台→9台)

 (2)放送の内容を検知回数等に応じて変化させ、より効果的に注意喚起

 (3)複数人が滞留した場合の指導員へのメール通知に画像を添付し、より効率的に指導

 ※客引き行為等の通報があった際に、指導員や担当者が映像を確認のうえ、指導に活用できるかについても検証する。