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新規就農者の支援等について

意見概要(平成31年4月受信)

兵庫県で農地と転居先(空き家)をセットで新規就農者へ紹介できるような制度があれば、兵庫県で就農したいと思う人が増えるのではないかと思う。
また、花粉の原因となっている成長した杉木を伐採し、県内公共施設の建替えなどに活用したり、県内の杉を活用している事業者・個人に補助金を出すようにすれば、活用が促進されるのではないかと思う。

回答概要

1.新規就農者への支援について
本県では、地域や集落の「将来の担い手として、新規就農者に来てもらいたい」という思いと、就農希望者の「就農前に、農業関連情報だけでなく地域の詳細な情報や移住・定住に関する情報を知りたい」という思いを橋渡しする試みとして、平成30年度から、「地域主導型就農・定着応援プロジェクト」を実施しています。同プロジェクトでは、空き農地や空き家、栽培技術の習得などの就農に必要な情報を、「就農・定着応援プラン」として地域が主体となって取りまとめ、本県での就農に関心のある方に積極的に発信しているところです。
また、新規就農を支援するため「ひょうご就農支援センター」において就農相談や就農セミナー・相談会なども実施しており、今後ともこれらを積極的に活用し、新規就農者の確保・育成を推進してまいります。

2.木材利用の促進について
杉をはじめとする県産木材を、公共施設や住宅等において積極的に利用していくことは、花粉症対策のみならず地球温暖化の防止や地域の活性化にも寄与する重要な取り組みです。
そのため、本県では、平成29年6月に「兵庫県県産木材の利用促進に関する条例」を制定し、県や関係者が協働して県産木材の幅広い利用を進めています。特に、公共施設については、公共建築物等木材利用促進法も踏まえ、県施設だけでなく、市町施設についても県産木材による木造・木質化の取り組みを強化しているところです。
また、住宅での利用を促進するため、県産木材を50%以上使用した新築等に対して長期固定の低利融資制度を設けており、平成31年度からは県産木材を50%以上利用し、かつ構造や内装等に木材を見せる住宅を設計・建築する場合に工務店に対し30万円を補助する制度も開始することとしています。
今後とも、木材の良さを広く県民の皆さまにお伝えしながら、杉をはじめとする県産木材の活用に取り組んでまいります。

農林水産部農業経営課担い手対策班(新規就農者への支援に関すること)
TEL:078-362-3406
E-mail:nougyoukeiei@pref.hyogo.lg.jp

農林水産部林務課木材利用班(県産木材の利用促進に関すること)
TEL:078-362-9224
E-mail:rinmuka@pref.hyogo.lg.jp

お問い合わせ

部署名:総務部秘書広報室広報広聴課

電話:078-362-3022

FAX:078-362-4291

Eメール:kocho@pref.hyogo.lg.jp