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あいおいニッセイ同和損保と連携した交通事故発生状況の見える化

記者発表日時:2025年1月27日10時

担当部署名/企画部デジタル戦略課

このたび、本県と包括連携協定を締結しているあいおいニッセイ同和損害保険株式会社からデータ提供を受け、本県の『オープンデータを可視化する「県勢ダッシュボード」』に掲載している「交通事故発生状況ダッシュボード」の内容を拡充しました。県内各地域の交通事故防止活動の素材として是非ご活用ください。

県内の交通事故発生数は減少傾向にあるものの、依然として尊い命が失われる事故が発生しています。兵庫県では、交通事故ゼロを目指し、安全で快適な交通社会を実現するため、交通安全意識啓発の一環として、兵庫県警察本部による「交通事故発生状況」のデータを分かりやすく表示する「交通事故発生状況ダッシュボード」を公開してきました。

このたび、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が保有する「テレマティクスデータ」の一つ「急ブレーキ発生率」のデータをもとに、急ブレーキ発生率の高い箇所と、交通事故が発生した箇所とを地図上で重ね合わせて表示できるようにしました。これにより、県民の皆様の身近にある、交通事故の危険性の高い場所を視覚的に確認することがさらに容易になり、地域の交通事故防止活動によりご活用いただきやすくなりました。

テレマティクスとは「テレコミュニケーション(通信)」と「インフォマティクス(情報工学)」を組み合わせた造語で、自動車に搭載した通信車載器等から取得したデータを活用し、リアルタイムな情報サービスを提供する技術のことです。あいおいニッセイ同和損保では、約190万件のテレマティクス自動車保険契約の自動車走行データを活用し、自治体・警察等と連携した地域・社会課題解決の取り組みをすすめています。

交通事故発生状況ダッシュボード

ダッシュボードへはこちらからアクセスいただけます。

交通事故発生状況ダッシュボード(外部サイトへリンク)ダッシュボード(外部サイトへリンク)

データについて

交通事故発生状況

兵庫県警察本部が公開しているデータで、2017年から2023年の間に県内の道路上で車両等によって発生した、死亡または負傷を伴う事故が発生した日時、場所、事故の概要等を示しています。

地図では、死亡事故が起きた場所は赤い点、負傷事故が起きた場所は青い点で表示しています。

急ブレーキ発生率

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が保有する「テレマティクスデータ」の一つです。今回本県が提供を受けたのは、同社のテレマティクス自動車保険加入者の運転データの中から2023年の急ブレーキ発生箇所のデータを匿名化して抽出し、125mメッシュのデータに加工したものです。データはプライバシー保護のため、統計化した上で個人が特定・識別できないように適切に加工されています。マップに表示される急ブレーキ発生率はあいおいニッセイ同和損害保険株式会社の基準に基づくものであり、その正確性等を網羅的に保証するものではありません。

急ブレーキ発生率の高い箇所に色付けし、色が濃いほど発生率が高いことを示しています。

お問い合わせ

〈交通事故・交通安全に関するお問い合わせ〉

県民生活部くらし安全課

電話:078-362-3879

Eメール:seikatsuanzen@pref.hyogo.lg.jp

 

兵庫県警察本部交通部交通企画課

電話:078-341-7441

 

〈ダッシュボードの機能に関するお問い合わせ〉

企画部デジタル戦略課

電話:078-362-9250

Eメール:digital_s@pref.hyogo.lg.jp