令和7年度兵庫県・播磨広域合同防災訓練の実施

記者発表日時：2025年10月29日10時

担当部署名／危機管理部災害対策課災害対策班 　直通電話／078-362-9451

1.目的

令和6年能登半島地震、ひょうご災害対策検討会の8分野での議論を踏まえ、多様な手段での物資搬送や要配慮者をはじめ様々な避難者を想定した避難所設置・運営訓練、道路啓開訓練、救出救助訓練、情報伝達・発信訓練等を県と市町、関係機関が連携して実施することにより、県民の防災意識の高揚と地域防災力の向上を図る。

2.実施日時・場所

(1)日時

令和7年11月9日（日曜日）午前10時00分から午後0時00分

(2)場所

メイン会場：大手前公園（姫路市内）

その他会場：各市町、姫路駅北にぎわい交流広場、姫路港、家島、姫路市立手柄小学校、陸上自衛隊姫路駐屯地等

3.主催

合同防災訓練実行委員会

（兵庫県、播磨広域連携協議会（姫路市、相生市、赤穂市、宍粟市、たつの市、市川町、福崎町、神河町、太子町、上郡町、佐用町））

4.訓練参加機関数

約100機関

（兵庫県、姫路市、相生市、赤穂市、宍粟市、たつの市、市川町、福崎町、神河町、太子町、上郡町、佐用町、南あわじ市、姫路市消防局、姫路市消防団、自衛隊、海上保安庁、近畿地方整備局、神戸地方気象台、近畿総合通信局、兵庫県警察、兵庫県災害医療センター、日本赤十字社、兵庫県医師会、兵庫県看護協会、兵庫県薬剤師会、兵庫県歯科医師会、兵庫県歯科衛生士会、兵庫県透析医会、兵庫県臨床検査技師会、兵庫県柔道整復師会、兵庫県介護支援専門員協会、医療関係機関（DMAT、JMAT、DPAT、JRAT、DWAT等）、はりま姫路総合医療センター、兵庫県栄養士会、兵庫県防災士会、ひょうごボランタリープラザ、姫路市社会福祉協議会、日本レスキュー協会、JKC、建設業協会、トラック協会、日本自動車連盟（JAF）、自動車修理業・レッカー事業者協同組合、自動車整備振興会、警備業協会、石油協同組合・商業組合、関西電力送配電(株)、NTT西日本、LPガス協会、大阪ガス、(株)NTTドコモ、ソフトバンク(株)、KDDI(株)、楽天モバイル(株)、ヤマト運輸(株)、佐川急便(株)、AZ-COMネットワーク、(株)コスモライフ、関西エアポート神戸(株)、(株)T＆T、兵庫県立龍野北高校、川崎重工(株)、キッチンカー経営審議会、WOTA(株)、ハードカーゴ(株)、兵庫三菱自動車販売(株)、日産プリンス兵庫販売(株)、兵庫日産自動車(株)、トヨタモビリティパーツ(株)、NTTインフラネット(株)、姫路市管工事業協同組合、姫路医療センター看護学校、姫路商業高校等）

5.訓練想定

山崎断層帯地震による被害調査、救出救助、ライフライン復旧、避難所運営など

一部南海トラフ地震による孤立集落対策（家島）

6.訓練の特徴

1.多様な手段による被害情報収集

ア.航空自衛隊航空機、ヘリコプター、ドローンによる被害情報収集

イ.海上自衛隊による海中の被害情報収集

ウ.車両、バイク、救助犬による情報収集

2.多様な手段による支援物資搬送

ア.ヘリコプター、ドローンを活用した支援物資輸送

イ.協定事業者や海路による支援物資搬送

3.要配慮者をはじめ様々な避難者を想定した避難所の設置、運営

感染症、妊産婦、要配慮者、ペット同行避難を想定した避難所の運営

4.ライフライン途絶を想定した被災者の生活支援

ライフライン、通信環境復旧訓練

5.要救助者等の応急救護訓練

救助現場における要救助者の応急救護、広域搬送拠点の運営

6.孤立集落対応訓練

ドローンによる情報収集、支援物資輸送、要救助者の搬送、通信環境復旧

7.訓練の主な内容

1.被害情報収集訓練

2.支援物資輸送訓練

3.救出救助訓練

4.ライフライン復旧訓練

5.道路啓開訓練

6.応急救護所設置運営訓練

7.帰宅困難者対応訓練

8.緊急搬送及びSCU設置運営訓練

9.避難所設置運営訓練

10.地域保健医療福祉対策会議設置運営訓練

8.展示の主な内容

(1)車両

被災者の生活支援車両（キッチンカー、トイレカー、ランドリーカー、EV車等）

(2)防災資機材等

仮設風呂、水循環型手洗い、臨時災害放送局、災害パネル等

(3)実演

復興常備食、特殊栄養食品、陸上自衛隊及びLPガス協会による炊き出し