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北播磨地域では、東西南北にJR加古川線、神戸電鉄粟生線、北条鉄道の鉄道3線が運行しています。晩秋(播州)は電車関連のイベントが目白押し。開催済みのものも含めイベントのいくつかを紹介します。
播磨横田駅前広場をメイン会場に、各駅で手打ちそば体験や絵手紙教室、コントラバスのミニコンサートなどが開催されました。北条鉄道は、HALLOWEEN TRAINやサンタ列車など企画列車が多くてワクワクします。フィールドパビリオンに選定されている「気動車運転体験」も人気があります。
地元高校生による播州織ファッションショーや吹奏楽、書道パフォーマンスが行われました。加古川線で来場された方を対象に実施した「なつかしの駅舎スタンプラリー」が大人気でした。共催イベントとのリバーサイド楽市で、フィールドパビリオンの発信を行いました。
11月3日(日曜日) JR加古川線リレーマルシェ第5弾
加古川線(西脇市―谷川間)の利用促進や駅周辺の賑わい創出を図るため、「JR 加古川線リレーマルシェ」を実施しています。第5弾となる今回は、JR比延駅近くの西脇市コミュニティーセンター比延地区会館周辺で沿線地元団体のイベント「比也野まつり」と共催で、開催します。
動物ふれあいコーナーや、丹波竜化石工房「ちーたんの館」の化石クリーニング体験、キッチンカー等のグルメなどバラエティに富んだ内容になっています。
11月17日(日曜日) 鉄道施設見学会《第1弾》「JR加古川線 厄神車両基地見学会」
車両基地見学は、子鉄(こてつ:鉄道好きの子供)が大喜びするイベントのひとつです。高い倍率の抽選に見事当選した強運の持ち主とその家族約200人が参加予定です。
県内の小学生、園児を対象に前述の3線の列車などをテーマにした絵画を募集し、769点の応募がありました。大賞は、「鏡の中の加古川線」古家陽(ふるやはる)さんの作品です。カーブミラーに写った列車を細かく観察して描いた作品です。応募作品は“動く絵画展”として11月から各線の列車内に展示されます。
沿線各駅でのイベントの開催や列車内鉄道絵画展など様々な利用促進策に取り組みつつ鉄道の維持・活性化をすすめてまいります。
秋のおでかけは、鉄道でまちを巡りながら、北播磨の魅力を再発見してみましょう。
沿線ガイド2024秋_cs5.indd (hyogo.lg.jp)
「列車内鉄道絵画展」入賞作品
大賞「鏡の中の加古川線」
古家 陽(ふるや はる)(小5)
加古川線賞「加古川こえて谷川へ」
田中 篤司(たなか あつし) (小3)
粟生線賞「ぼくのだいすきなひまわりでんしゃ」
川淵 悠晴(かわぶち ゆうせい) (小2)
北条鉄道賞「あびき駅からの風景」
木村 栄翔(きむら えいと)(小4)