更新日:2025年12月2日

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令和7年12月局長メッセージ(北播磨県民局長 成田 徹一)

祝!東播磨道全線開通

11月30日、主要地方道加古川小野線「東播磨道」が全線開通しました。1999年に事業に着手してから26年、ようやく加古川中央JCTから小野市の国道175号までの12.1kmがすべてつながりました。これまで長きにわたり、ご理解とご協力をいただいた沿線の皆さま、関係者の皆さまに、改めて心より感謝申し上げます。

東播磨道は、信号のない無料の自動車専用道路として、通勤や物流、救急搬送など、日々の生活や地域の安全を支える大切な役割を担います。県内の南北移動がぐっと便利になることで、人やモノの動きがよりスムーズになり、地域のつながりや産業の活性化にも寄与することが期待されています。

今回の全線開通が、県民の皆さまの暮らしをより便利にするとともに、北播磨地域、そして兵庫県全体の新たな発展につながることを願っています。県としても、これからも地域の皆さまに寄り添いながら、安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいりますので、引き続きご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

東播磨道全線開通により、北播磨地域の移動が便利になるだけでなく、地域の魅力がより多くの方に触れていただける機会も広がっていくと感じています。こうした“地域の交通を軸とした魅力発信”という点では、鉄道でも新たな取り組みが始まっています。

現在、JR加古川線沿線の魅力を多くの方に知っていただくことと加古川線の利用促進を図るため、沿線地域の特色をデザインしたラッピング列車が運行されています。丹波市で発見された「丹波竜」や、西脇市のオリジナルデザイン「西脇チェック」などがラッピングされています。そして電車の顔には特製ヘッドマークを掲げております。

運行は、来年9月末頃まで、加古川駅から谷川駅間を走行する予定です。ラッピング列車は1両で、運行区間やスケジュールは日によって変わりますので、もし「丹波竜」と「西脇チェック」の列車を見かけられたら、非常に貴重な機会としてお楽しみいただけるかと思います。

このように、地域の道路・鉄道の双方で魅力発信の取り組みが進むことにより、沿線地域を訪れていただくきっかけが生まれ、地域の活力向上につながることを期待しています。

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北播磨県民局長 成田 徹一

これまでの局長メッセージ

 

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部署名:北播磨県民局 総務企画室

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