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記者発表日時:2025年9月24日10時
担当部署名/農林水産部農地整備課農地防災班 直通電話/078-362-3434
兵庫県は全国一のため池保有県で、約2万1千箇所のため池があります。これらのため池は、農業用水を安定的に供給するとともに、洪水調整や生物の生息・生育の場所の保全、地域の憩いの場の提供など多面的な機能を有する施設として、県民に多くの恵沢をもたらしています。しかし、農家の減少や高齢化に伴い、ため池管理にかかる負担は増大し、その管理が難しくなっています。
県及び各市町は10月を「ため池クリーンキャンペーン※」月間とし、地域の住民を対象にため池の持つ機能や役割などため池の大切さを知ってもらい、美しく安全・安心なため池を保全していくための運動を展開します。
(※ため池クリーンキャンペーンは平成4年度より実施。本年度で34回目。)
(1)ポスター※1を県、市町の庁舎、公民館、学校などに掲示
(2)地域住民によるため池清掃活動や啓発イベントへの支援※2
(3)小学校等の総合学習としての「ため池教室」等の開催※3
(4)大規模店舗等での街頭キャンペーン(チラシの配布) 等
※1 本年度のポスターは、県民にため池をより身近に感じてもらう、ため池と自分との関係性を知ってもらうことをテーマとして、関係者の方々から心に残っている思い出などを聞き取り、「さまざまなため池の物語」として作成
※2 東播磨(10月12日 青池(高砂市)、10月19日 寺田池(加古川市))ほか、県内各地で実施予定
※3 淡路県民局管内の小学校等で実施予定
令和7年10月1日から10月31日
兵庫県、県内各市町
兵庫県土地改良事業団体連合会、兵庫県ため池保全協議会
兵庫県多面的機能発揮推進協議会