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(一社)兵庫県建築士事務所協会との建築物木材利用促進協定の締結

記者発表日時:2025年12月1日10時

担当部署名/農林水産部林務課木材利用班  直通電話/078-362-9224

【建築物木材利用促進協定制度】

この協定制度は、建築物における木材利用を促進するために、建築主である事業者等と国又は地方公共団体が協定を結び、木材利用に取り組む制度で、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」により規定されています。

この協定のもと、建築主たる事業者等が、国や地方公共団体と協働・連携して木材利用に取り組むことで、民間建築物における木材利用を促進し、脱炭素社会・持続可能な社会の実現を目指すこととしています。

協定締結実績:国との協定26者、都道府県との協定118者、市町村との協定60者(9月30日現在)

【兵庫県では2例目の協定締結を実施】

令和7年10月12日に、本県と一般社団法人兵庫県建築士事務所協会は、木造建築物の設計・施工に係る人材育成や木造建築物の普及活動等を推進し、兵庫県内の建築物における県産木材の利用を促進するため、建築物木材利用促進協定を締結しました。本県では、令和6年2月公益社団法人兵庫県建築士会との協定締結につづき、2例目となります。

【(一社)兵庫県建築士事務所協会の概要】

(1)団体概要

(一社)兵庫県建築士事務所協会は、昭和42(1967)年に設置され、兵庫県知事の建築士事務所登録を受け建築物の設計及び監理などを業として行う建築士事務所の開設者(会社及び個人)が会員として入会し、組織された、一般社団法人であり、建築士法に定められた法定団体かつ職能団体です。※令和7年4.1現在正会員357名、県下10の地域に支部を配置

(2)主な事業

継続的な能力開発等を行う機会の提供

建築に関する専門知識及び技術の習得の機会の提供

建築主(県民)に信頼と理解を得られるよう努める活動等

【協定締結により期待する効果】

  • 木造建築物の設計セミナー等の開催による、建築士や設計事務所の技術力・提案力の向上
  • 県産木材製品の規格や調達先など供給体制状況などの情報共有による、建築物への県産木材利用の促進
  • 公共・民間建築物等への県産木材利用促進による、脱炭素社会、持続可能な社会の実現
  • 木材利用が森林管理につながることへの県民の理解醸成の進展

1.締結日

令和7年10月12日

2.協定の名称

木造建築物の設計・施工に係る人材育成等に関する建築物木材利用促進協定

3.対象区域

兵庫県内

4.有効期間

令和7年10月12日から令和10年3月31日まで

5.協定の内容

木造建築物の設計・施工に係る人材育成や木造建築物の普及啓発活動等を推進することにより、兵庫県内の建築物における木材利用の促進に貢献する。

県産木材の普及活動を推進することにより、県内の森林の多面的機能の維持向上及び地域創生に繋がる県産木材利用の促進に貢献する。

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