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記者発表日時:2024年2月28日10時
担当部署名/環境部自然鳥獣共生課自然環境保全班 直通電話/0783623318
令和4年12月に開催されたCOP15での国際目標「30by30(陸域と海域の30%以上を保全)」に基づき、環境省が令和5年度に、生物多様性に貢献する地域「自然共生サイト」の認定制度を創設しました。令和5年度後期認定に申請していた県内4カ所が自然共生サイトとして認定され、県施設としては「あわじ石の寝屋緑地」が認定されることになりました。3月18日付けで認定決定となります。
・令和5年度後期認定カ所数 全国63カ所
うち県内4カ所(行政2カ所、事業者2カ所)
なお令和5年度前期認定分を含めた累計は、全国185カ所うち県内12カ所となっています。
(1) 海岸生物の王国 “相生湾”
(所在地:相生市 申請者:相生市)
(2) アース製薬株式会社 坂越工場(アース坂越の森)
(所在地:赤穂市 申請者:アース製薬株式会社)
(3) 竹中研修所 清和台の森
(所在地:川西市 申請者:株式会社竹中工務店)
(4) 兵庫県立あわじ石の寝屋緑地
(所在地:淡路市 申請者:兵庫県)
・本サイトの棚田跡地を活用したビオトープや古いため池は、水生生物やトンボ類などの良好な生息環境となっている。
・兵庫県版レッドリスト掲載植物の生息環境にもなっており、希少種の保全に貢献している。
・里地里山環境を活かし、周辺の小学生を対象とした環境学習では里山の自然と文化を体験できる場を提供している。
・近隣の大学の研究対象地としても利用されている。
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