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ひょうごPETボトルサーキュラーネットワークをスタートします!

記者発表日時:2024年12月13日10時

担当部署名/環境部環境整備課資源循環班  直通電話/078-362-3279

県では、プラスチック廃棄物の排出削減と資源循環を目指し、令和4年度から「ひょうごプラスチック資源循環コンソーシアム」により公民連携の取組を推進しています。また、令和6年1月に資源循環推進計画を策定し、使用済みPETボトルの水平リサイクル「ボトルtoボトル」※1などの施策を総合的に展開しています。

令和6年度上期、県内市町が回収し、容器包装リサイクル法に基づき再商品化されたPETボトル※2のうち99%以上が県内(遠東石塚グリーンペット株式会社姫路工場。令和5年10月に稼働開始。)でPETボトル原料として再生され、県内での資源循環の輪が確立※3しました。

これを機に、市町回収によるPETボトルのリサイクル率※4の維持・向上を目指ししつつ、飲料メーカー、リサイクラー及び県が一丸となり、市町・県民協力のもと「ボトルtoボトル」をさらに推進するためのネットワークを立ち上げます。立ち上げにあたって、参画者が一堂に会したキックオフイベントを開催します。

この「ボトルtoボトル」の推進により、化石燃料投入量や温室効果ガス排出量を削減し、2050年カーボンニュートラルの達成への寄与も目指します。

また、このネットワークをひょうごラスチック資源循環コンソーシアムのテーマの一つである「水平リサイクル等の推進」の中に位置づけ、プラスチックの資源循環を推進していきます。

※1 PETボトルから再度PETボトルへリサイクルすること

※2 県内市町で回収されたPETボトルの約40%が容器包装リサイクル法に基づき指定法人により再商品化され(県推計)、残りは市町が独自ルートで処理されている(PETボトル原料以外への再生あり。)。

※3 県内市町で回収され、「ボトルtoボトル」により再生されるPETボトルのうち、少なくとも7割程度が県内でPETボトル原料として再生されている(県推計)

※4 県内の市町回収による「ボトルtoボトル」比率は62%、全国の市町村回収による「ボトルtoボトル」比率は37%(2023年実績。PETボトルリサイクル推進協議会資料より県推計)。

1 ネットワーク名称

ひょうごPETボトルサーキュラーネットワーク

2 キックオフイベント

(1)日時 令和6年12月20日金曜日 11時~11時30分

(2)場所 兵庫県立兵庫津ミュージアム2階ライブラリ(神戸市兵庫区中之島2丁目2-1)

(3)内容 趣旨説明、各主体挨拶など

3 ネットワーク参画者

(1)飲料メーカー(50音順)
  • アサヒ飲料株式会社
  • 株式会社伊藤園
  • キリンビバレッジ株式会社
  • コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社
  • サントリーグループ
(2)リサイクラー

遠東石塚グリーンペット株式会社

(3)兵庫県

4 各主体の役割

(1)飲料メーカー 「ボトルtoボトル」に関する取組の推進

(2)リサイクラー 再生PETボトルの製造に必要な原料供給の拡大

(3)兵庫県 各主体の取組の情報発信、PETボトル収集量増加のための啓発・取組の推進

(4)市町 PETボトルの分別収集の推進、住民啓発・取組の推進

(5)県民 PETボトル分別収集への協力

5 その他

同日午後13時30分から、同施設3階セミナー室において、環境省主催の3R推進地方セミナー「兵庫県における水平リサイクルの最新の取組」が開催されます。