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『六甲山の災害展』の開催

2023年7月31日

担当部署名/農林水産部治山課計画班 外郭団体名等/【共催】兵庫県、神戸市、(国交省)六甲砂防事務所 【協力】(一社)兵庫県治山林道協会  直通電話/078-362-3471(内線4136)

HAT神戸にある「人と防災未来センター」で、「六甲山の災害展」を、令和5年8月15日(火曜日)から8月27日(日曜日)まで開催します。例年この時期に、過去の土砂災害の記録や、明治時代は「はげ山」だった六甲山系の森林復興の歴史などが学べるパネルを展示するとともに、災害時の降雨体験装置や土石流実験装置等による災害体験を通じて、来場者の山地災害に関する知識や防災意識の向上を目的として「六甲山の災害展」を開催しています。詳しくは「六甲山の災害展」チラシをご覧ください。

1 開催日時
令和5年8月15日(火曜日)~8月27日(日曜日)[8月21日はセンター休館日(毎週月曜日)のため、非開催]
9時30分~17時30分(入館は16時30分まで)

2 開催場所
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 西館1Fロビー
(住所)〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2
(電話)078-262-5050

3 実施内容
(1) 六甲山系の土砂災害発生状況のパネル展示
昭和13年阪神大水害や昭和42年豪雨災害、平成7年阪神・淡路大震災、平成30年7月豪雨災害による土砂災害の被害状況と砂防・急傾斜・治山工事による復旧状況等を写真パネルで紹介します。
(2) 六甲山系立体模型の展示
治山ダムや砂防堰堤の整備状況をリアルに見ることができ、六甲山の緑や市街地を守っていることが理解できる立体模型を展示します。
(3) 土石流模型実験装置等の実演
① 2台の土石流模型実験装置(長さ3m、高さ1.5m)により流木・土石流を再現し、家屋や道路の被害の様子を、治山ダム等が整備されている場合と整備されていない場合で見比べ、災害に対する抑止効果を体感できます。
② 降雨体験装置“カッパくん”により、山崩れ等が起きやすい集中豪雨(時間雨量30mm~100mmの人工降雨)の強さや降り方を目や耳で体感できます。
③ 山腹斜面において、R・R(ローフ゜ネット・ロックホ゛ルト)併用工法が施工されている場合の山腹崩壊の防止効果を実演します。
④ 森林土壌を再現した実験装置で、森林のある場合とない場合を見比べ保水力の違いを体感できます。
⑤ 地すべりや急傾斜地崩壊による土砂災害発生のメカニズムや、対策が施されている場合の防止 効果を小型模型により実演します。
(4) 配布物
ハザードマップ(神戸市のみ)
(5) 「六甲山の災害展」ネット配信
実験装置実演の映像や過去の災害映像(阪神大水害デジタルアーカイブなど)、その他防災に関するウェブサイトが閲覧できるポータルサイト型ホームページを作成し、公開しています。
https://rokkosan-saigaiten.jp/