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【初の公募化】県立文化会館等指定管理候補者の選定

2023年11月10日

担当部署名/県民生活部県民躍動課生涯学習班  直通電話/078-362-3894(内線2805)

県立嬉野台生涯教育センター、県立但馬文教府、県立西播磨文化会館及び県立淡路文化会館について、令和6年4月からの指定管理者を公募し、応募者の中から下記のとおり候補者を選定しましたので、お知らせします。
なお、当該施設における指定管理者の選定は、指定管理者制度が導入されて以降、非公募で実施してきましたが、県政改革方針に基づき、この度、初めて公募による選定を実施しました。
今後、地方自治法の規定に基づき、兵庫県議会での議決を経て、知事が指定する予定です。

1 指定の期間
令和6年4月1日から令和11年3月31日まで(5年間)

2 選定方法
(1)資格審査、申請内容の確認
 応募書類について、県担当部署において資格審査や申請内容の確認を実施した。

(2)選定委員会における審査
 公平・公正な選定を確保するため、外部委員を含む委員5名で構成する「兵庫県立文化会館等指定管理候補者選定委員会」(以下「選定委員会」という。)を設置し、応募者の提案内容を総合的に審査した。

3 選定された候補者
(1)嬉野台生涯教育センター
 嬉野台生涯教育センターマネジメントグループ
 (代表者)株式会社MEリゾート但馬
 (構成員)一般社団法人日本体験教育研究所、株式会社東急コミュニティー
 【選定理由】
 1.食堂を直営により運営する等施設の維持管理について内製化を図るとともに、食堂を収益事業とすることで宿泊施設等への投資に充てるとの提案があり、効率的、効果的な運営が期待できる。
 2.生涯学習に関する提案について、他の類似施設での運営実績を生かした豊富な提案があること、施設を企業研修で利用させる等、これまでにない施設活用の提案があり、新たな利用者に期待ができる。
 3.野外活動について、構成団体の専門的知見や類似施設での運営経験を生かしたさらなる施設活用の提案があり、利用者増に期待できる。
 4.構成団体が旅行業事業者であることを生かした送客の実施や集客プログラムの提案があり、新たな集客への期待ができる。
 5.マルチスキルを有する人材を育成するとの提案により、スタッフの誰もが何にでも対応できる体制により、サービスの向上が期待できる。

(2)但馬文教府
 全但バス株式会社
 【選定理由】
 1.但馬地域の地域課題を十分認識し、地域とのネットワークを生かした提案があった。具体的には、地域のニーズを踏まえた着実な事業展開はもとより、県芸術文化観光専門職大学との連携協定を活用した施設活用や事業の提案があり新たな事業展開が期待できる。
 2.生涯学習についても、多世代を対象とし、地域資源の活用や観光団体とのネットワークを生かした提案があり、新たな集客に期待できる。
 3.バスの活用や但馬地域在住社員による広報活動が可能との提案により、地元への効果的広報が期待できる。

(3)西播磨文化会館
 西播磨文化会館管理運営コンソーシアム
 (代表者)神姫バス株式会社
 (構成員)株式会社東急コミュニティー、神姫トラストホープ株式会社
 【選定理由】
 1.代表事業者は、地域振興の専門部署をもち、地域課題を認識し、地域とのネットワークを生かした事業展開が期待できる。
 2.類似施設である市民センター等を複数運営し、数多くの講座を開催しており、これら生かした生涯学習の提案があり、ネットワークを生かしたこれまでにない新たな生涯学習の展開が期待できる。
 3.自社の強みであるバスを利用した広報や移動中の生涯学習講座の提案により新たな施設利用に期待ができる。

(4)淡路文化会館
 淡路文化会館マネジメントパートナーズ
 (代表者)株式会社ワールドインテック
 (構成員)株式会社クラウデイト、特定非営利活動法人生涯学習サポート兵庫
 【選定理由】
 1.県内で多世代を対象とした生涯学習を中心に取り組む事業者を構成団体とし、地域の子育て支援団体との連携実績を生かした生涯学習の提案があり、新たな利用者層に期待ができる。
 2.賑わいがある施設周辺の状況や地域連携について、よくリサーチし、従来の文化会館の枠を超えた利用者層の取り込みが期待できる。
 3.直営の維持管理職員を配置することにより、維持管理費の圧縮による事業費の充実を図る提案があり、効果的かつ効率的な運営が期待できる。