令和4年度 但馬地域 観光客動態調査結果(速報)
2023年12月13日
担当部署名/但馬県民局地域政策室地域づくり課
直通電話/0796-26-3685
1.全体概況
(1)観光入込数
令和4年度の但馬地域への観光客入込数は、前年度を1,949千人上回る8,005千人(対前年度比+32.2%)となった。
(2)概要と対応
令和4年度の入込数は、新型コロナウイルスの影響が緩和されたことにより、昭和60年度以降過去2番目に少ない入込数であった前年度(6,056千人)より回復したものの、コロナ禍前である令和元年度(9,409千人)との比較では85.1%と但馬地域の観光は回復途上にある。
宿泊客については、入込数に対する割合(20.5%)はコロナ禍前の割合(20.4%)と比較しても同程度となっており、宿泊を伴う入込が回復してきているため、引き続き観光客の増加に向けた取り組みを行っていく。
また、夏期の入込数は花火大会などの各種イベントの再開等により、前年度との比較では737千人(+47.1%)増と回復の傾向が見られたが、一方で、冬期の入込数は雪不足や春先にかけて気温が高く融雪が前年度より早く進んだ影響により、スキー客は前年度比較で85千人(△17.5%)減となった。
今後、コロナ禍に端を発した旅行者のニーズの多様化に対応し、但馬の観光産業の更なる回復を推進するため、新たな観光コンテンツの造成や観光スポット等の情報発信を強化し、本年に実施したデスティネーションキャンペーンの結果を踏まえて、2025年の大阪・関西万博でのフィールドパビリオンの展開も想定しながら、但馬の観光産業の回復を推進する。
2.地域別の状況等
別紙のとおり