森林動物研究センターシンポジウム~兵庫県におけるツキノワグマの保護管理の成果と広域管理~
2023年12月15日
担当部署名/兵庫県森林動物研究センター
直通電話/0795-80-5500
1 趣 旨
令和5年度は全国各地でツキノワグマ・ヒグマの出没や人身被害が多発し大きな社会問題になりました。兵庫県ではセンターの設立当初から、ツキノワグマの個体群の保全と被害の抑制の両立を目指して、個体数の推定のほか、行動特性や食性の解明、対策の効果検証を行ってきました。本年度のシンポジウムでは、兵庫県および森林動物研究センターが進めてきたツキノワグマの生態や生息状況、対策について最新の知見を紹介し、科学的根拠に基づいた保護管理の在り方、今後の課題を提示するシンポジウムをオンライン開催します。
2 シンポジウムの内容
(1) テ ー マ 野生動物の保全と管理の最前線
―兵庫県におけるツキノワグマの保護管理の成果と広域管理―
(2) 開催日時 令和6年2月17日(土曜日)13時00分~16時10分
(3) プログラム
◎ 開会挨拶・趣旨説明
梶 光一 所長 / 東京農工大学 名誉教授
◎ 研究発表
◆市街地に迫るツキノワグマたち
横山 真弓 兵庫県森林動物研究センター研究部長/兵庫県立大学教授
◆バイオロギング・カメラが捉えたクマの行動
森光 由樹 兵庫県森林動物研究センター主任研究員/兵庫県立大学准教授
◆餌資源からツキノワグマの出没を紐解く-構図・機序・課題
藤木 大介 兵庫県森林動物研究センター主任研究員/兵庫県立大学准教授
◆ツキノワグマの分布拡大と府県連携の取り組み
髙木 俊 兵庫県森林動物研究センター主任研究員/兵庫県立大学准教授
◆兵庫県のツキノワグマにおける行政施策と順応的管理
廣瀬 泰徳 兵庫県森林動物研究センター業務部副部長
◆科学的根拠にもとづくクマ類の管理
梶 光一
◎ コメント・講評
林 良博 名誉所長 / 国立科学博物館 顧問
3 開催方法
(1) ZOOM等によるオンライン開催
(2) 参加申込:特設サイトの参加フォームからお申し込みください
(3) 申込期間:令和6年2月15日(木曜日)まで
(4) 参加費:無料、要事前申込(事前に参加申し込みをいただいた方にアクセス方法をご案内します)
4 お問い合わせ先
兵庫県森林動物研究センター
〒669-3842兵庫県丹波市青垣町沢野940
Tel0795-80-5500
E-mail:info@wmi-hyogo.jp