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令和5年度丹波すぐれもの大賞-TAMBA INNOVATION AWARD- 受賞者の決定

2024年1月26日

担当部署名/丹波県民局県民交流室産業振興課  直通電話/0795-73-3788

 丹波県民局では、地元企業の優れた企画・技術力を広くアピールし、地域の産業を活性化するため、地域発イノベーションを推進する革新的で高い技術力による製商品の製造や、地域資源を観光・交流につなげる事業やイベントを行う企業や団体等を「丹波すぐれもの大賞-TAMBAINNOVATIONAWARD-」として、表彰しています。
 今年度、3部門11件の応募の中から6件を大賞に決定しました。


1 受賞概要(計6件)
 ○きらめき/プロダクト・イノベーション(製商品)部門
 【革新的で高い技術により開発された製商品】
 ・株式会社大地農園(丹波市): Re:Earth(リ:アース)
  【プリザーブド・グリーンを使ったオフィス向け壁面装飾商品】
   世界的にも大地農園にしかできないプリザーブド・グリーンを使ったアートフレーム。植物ごとの面白さが
   1つのフレームに1つずつあり、セットになった際に「深い森」、「霧」などの風景を感じられる。近年のオ
   フィスでのグリーン需要にこたえるとともに、オリジナル性のあるサステナブルに取り組んだ商品。
 ・FORESTGROUP(丹波市):兵庫県産材100%使用のバレルサウナ
  【兵庫県産の無垢材100%の「地産地消サウナ」】
   兵庫県産材を100%使用した地産地消のバレルサウナ。地域材のフル活用により森林整備に貢献。フィトン
   チッド成分によるリラクゼーション効果が特徴であり、自然にも人にも優しい、サステナブルな事業。
 ・Maru  Su  Bags(丹波市): オリジナル簡単軽量ランドセル
  【たくさんの子供たちに使ってもらいたい簡単軽量ランドセル】
   右手に障害がある孫用に開発した、軽くて片手で簡単に開け閉めができ、肩からずれ落ちない胸ベルト付き
   のランドセル。同じ症状を持つ子供たちや、体格の小さな子供たちにぜひ使ってもらいたい商品。カラーオ
   ーダー・修理対応可能。

 ○わくわく/フード・イノベーション(食料品)部門
 【丹波地域の特色を活かした、独創的で優れた品質の食料品】
 ・株式会社コベクロ(丹波篠山市):コベクロ丹波黒納豆
  【原点を受け継ぐ豆を贅沢に使用したコベクロ丹波黒納豆】
   「コベクロ丹波黒納豆」は、日置産黒大豆(波部黒)を育て上げた先人の取り組みを顕彰し、利活用するた
   め「神戸大学篠山フィールドステーション」との共同開発で生まれた。黒豆の美味しさ素晴らしさを次世代
   に引き継ぎたい、栄養豊富な黒豆を調理せずに食べやすくしたい、そんな願いが詰っている。
 ・株式会社梅角堂(丹波篠山市): 黒枝豆ようかん
  【学生アイデアで誕生!黒枝豆の規格外品を活用した老舗のようかん】
   今まで廃棄されていた規格外の丹波篠山黒枝豆を活用するため、学生が企画し老舗和菓子屋が商品化。
   やや塩味のある黒枝豆の煮豆をたっぷり配合し、風味と食感を感じながらもあっさりと食べやすいようかん
   に仕上がっている。

 ○ときめき/ソーシャル・イノベーション(観光・交流)部門
 【地域資源を新たな工夫で活用し、観光・交流を促進する事業・イベント】
 ・一般社団法人丹波市観光協会(丹波市): ご当地ラーメン開発・普及による観光PR事業
  【丹波市ご当地ラーメンの開発・普及による市内周遊観光】
   明智光秀と果敢に戦った黒井城主の赤井悪右衛門直正をイメージし、地元食材を活用した極旨スープによる
   ラーメンを開発。取扱飲食店での実食用「丹波の赤鬼らーめん」とお土産品「悪右衛門らーめん」を普及さ
   せ、市内周遊観光の目玉とする取組。

2 表彰式等の実施
  2月下旬~3月上旬に表彰式を実施し、表彰楯を贈呈します。
  また、パンフレットの作成及び配布(3月下旬予定)、県民だよりひょうごでのPRなど積極的に地域内外へ発
 信します。さらにシリ丹バレー推進協議会を通じて、各種イベントへの出展支援など地域発のイノベーションを
 推進します。