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令和6年度県立丹波医療センターの経営状況について

2025年9月16日

担当部署名/丹波医療センター総務部  直通電話/0795-88-5200

1経営状況
(1)経常収益は、救急患者の受け入れ促進や地域医療連携の推進による患者数の増加等により医業収益は増加し、新型コロナウイルス感染症対策関連補助金の減少と合わせて、前年度から280百万円の増加となり、10,587百万円となった。
(2)経常費用は、給与改定等による給与費の増加、患者数増や高額の抗がん剤の使用増に伴う材料費の増加、建物修繕費、各種委託費の増加による経費の増加により、前年度から682百万円増加し、11,858百万円となった。
(3)その結果、経常損益は、前年度から401百万円悪化し、1,271百万円の赤字となった。
(4)また、特別損失に計上される旧柏原病院建物の解体撤去に係る費用が減少したことにより、純損益は前年度から272百万円悪化の、1,280百万円の赤字である。

2診療機能の充実や施設・医療機器の整備状況
(1)診療機能の充実
   ①特定行為看護師の活用による手術枠の増(令和6年10月~ 外科、整形外科につき、各1枠/週の増)
   ②回復期リハビリテーション病棟における土曜日リハビリの開始(令和6年10月~)
   ③地域医療循環型人材育成プログラムの継続実施(平成20年10月~神戸大学に委託)
(2)施設・医療機器の整備
   ①全身用コンピュータ断層撮影装置の更新(1億3千1百万円)(7年1月)

3今後の取組
   ①丹波市ミルネ診療所、健診センター、訪問看護ステーションとの一体的な運営による患者の確保
   ②消防本部との連携強化による救急患者の受入促進
   ③地域医療連携の強化
   ④地域医療教育センターによる人材育成の推進
   ⑤価格交渉の強化等による診療材料費の節減

[参考]令和6年度兵庫県病院事業の経営状況について(別紙のとおり)