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更新日:2016年12月1日

電磁波に関する健康不安に関して

ここでは、電磁波による健康不安に関して、WHO(世界保健機構)や国の知見等をご説明します。

○電磁波は、こうして生まれます。
金属などの導体に電流が流れると、そのまわりに磁界が発生します。電流の向きが変わると、磁界の強さが変わり、それにより新たに電界が発生し、また新たに磁界が発生します。
このように、電界と磁界が交互に発生しながら空間を伝わっていく波のことを「電磁波」といい、光と同じ速さ(秒速30万km)で進みます。

○電磁波には、波の性質があります。
波が一秒間に振動する回数を「周波数」といい、Hz(ヘルツ)という単位が用いられます。例えば、1秒間に300万回振動する電磁波の周波数は3M(メガ)Hzです。
波の山(谷)から次の山(谷)までの長さのことを「波長」といいます。波長は周波数と反比例の関係にあり、周波数が高くなると波長は短くなります。

○電磁波は、電離放射線と非電離放射線に分けられます。
電磁波は周波数によって性質が異なり、大きく「電離放射線」と「非電離放射線」の2種類に分けられます。

「電離放射線」は、通常、放射線と呼ばれ、病気の診断・治療などに使われているX(エックス)線やγ(ガンマ)線がこれに含まれます。電離放射線は周波数が非常に高く、高いエネルギーを持つことから、原子や分子から電子をはぎとる作用(電離作用)を引き起こします。

電離放射線よりも周波数が低く、電離作用を引き起こさない電磁波は「非電離放射線」と呼ばれます。これには、さまざまな色に見える光(可視光線)や、あたると暖かく感じる赤外線、通信や放送に用いられる電波が含まれます。
紫外線は電離放射線と非電離放射線の境界にあり、そのうち周波数の高いものは、電離作用を引き起こします。



近年、関心が高まっている携帯電話等の電波や送電線からの電磁波(超低周波)についてご説明します。

○電波は電磁波の一種です。
電磁波のうち周波数が3T(テラ)Hz以下のものを「電波」といい、わが国の電波法に規定されています。(T:10の12乗="兆)
電波は通信や放送だけでなく、GPS気象レーダー、電子レンジ、ワイヤレスICカードシステムなど、さまざまな用途に使われています。

 

○わが国では電波防御指針を定め、制度化しています。
・電波防御指針が策定されています。
・電波防御指針には、十分な安全率が適用されています。
わが国では、より安全に電波を利用するために、電波防護のための規制を導入しています。
例えば放送局のように、遠くの場所に設置される無線局については、電磁界強度指針の一般環境の基準を適用し、その値を超える場所に一般の人々が簡単に出入りすることが出来ないように、柵などを設けることを電波法令で義務づけています。また、携帯電話端末のように、頭のすぐそばで使用する無線局については、局所吸収指針の一般環境基準値を適用し、これを遵守することを電波法令で義務づけています。

□電力設備から発生する磁界と電界
テレビや掃除機などの家電製品や送電線などの電力設備に電気が流れる場合には、それらの周りに必ず電界と磁界が発生します。
これらは超低周波電磁界(周波数300Hz以下)と呼ばれていますが、WHOにおいて超低周波電界については健康上の問題はないとの見解が示されているため、経済産業省では超低周波磁界を議論の対象としています。
□わが国における電力設備から生じる磁界に係る研究状況
実際の電力設備から発生する磁界の強さについて、経済産業省では、平成15年から4年間にわたり、送電線、変電所、路上変圧器、地中からの電線ケーブルの立ち上がり部の磁界の大きさを測定する調査事業を実施しています。
また、経済産業省は、超低周波磁界ががんの発生や増殖に対して促進効果があるか否かを調査するため、平成9年度から18年度にかけて、ラット、マウスを使った動物暴露試験を委託事業により実施しています。同事業により、7つの動物暴露試験を実施した結果、いずれの試験においても、実施した一連の試験条件では超低周波磁界に腫瘍誘発作用は認められず、また、腫瘍に対する促進効果も確認されませんでした。
□わが国の送電線については、国際的に見て厳しい電界規制が行われていること、また、非常に狭い国土を有効活用しなければならないという制約から、電気事業者は、これまで高鉄塔化、鉄塔コンパクト化、逆相配列化など磁界低減にも資する設備・技術の導入に取り組んできています。
その結果、わが国の送電線から発生する磁界は国際的にも十分に低いレベルとなっています。

○安全で安心な電波の利用に向けて、生体電磁環境研究推進委員会を発足
わが国をはじめとして世界中で行われてきた研究では、電波防御指針に示される基準値に満たない電波が健康に悪影響を及ぼすという証拠は見つかってはいません。このため、世界保健機構(WHO)をはじめとした世界各国は、このような基準値を満たせば安全上の問題はないとの認識を表明しています。しかしその一方で研究結果が十分に得られていない部分もあり、健康リスクに対してより正しい判断を下すため、WHOを中心として世界中で研究が進められています。
総務省では、電波による人体への影響に関する研究を促進するとともに、電波防御指針の評価、検証を行うことを目的として、生体電磁環境に関する検討会を開催しています。


以上の内容は、
から引用しています。

もっと知りたい方のために・・・

近畿総合通信局(外部サイトへリンク)

電波監理部電波利用環境課TEL:06-6942-8533


また、以下のホームページも参考にしてください。

電磁波に関する情報

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