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更新日:2022年7月26日

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林道施設災害復旧事務支援研修会の開催

1.目的

林道は、木材生産基盤であるほか山村地域における生活環境の改善や森林へのアクセス等必要不可欠な施設ですが、山間奥地にあることや生活への直接的な影響が少ない等の理由で、他の災害に比べ優先度が低いことから、林道施設の災害復旧へ人的、時間的に配分しにくい状況にあります。

そのようななか、効率的に事務手続きを進めるためには、担当者のスキルアップを図ることが重要と考えています。

そこで兵庫県では、災害復旧制度の知識、スケジュール、提出書類など、知っておくべきことについて、県・市町の担当者を対象に研修会を開催しています。

災害の起こった林道の様子
路肩崩壊 切土法面崩壊

2.研修カリキュラム

研修名 実施頻度 時期 目的
基礎研修 年1回 6月頃 林道施設災害復旧事業における、制度の概要や初動態勢、災害査定までの事務手続き等、はじめに知っておくべき内容について、講義を行います。

実務研修

(事業実施)

隔年 8月頃

災害は、通常の事業とは異なる制度であるため、事業の実施にあたっても特別の知識が必要になります。実務2研修では、災害特有の制度(残事業調査、変動内容分析調査、分割補助)の説明に加え、計画変更や補助事業の事務手続きについて、講義を行います。

実務研修

(発災~事業採択)

隔年
(実務1研修と同年に実施)

9月頃

災害発生から、現地調査、被災報告、災害査定、補助率増嵩申請までのより具体的な留意点について、講義を行います。

※災害査定とは、林野庁の査定官および近畿財務局の立会官により、災害にかかる復旧費用等について、現地(または机上)において決定するもので、災害特有の制度です。

3.研修実績及び今後の予定

年度 研修名 開催日 場所 参加人数 備考
27 基礎研修 平成27年9月11日 県姫路総合庁舎 47名  
28 基礎研修 平成28年6月17日 ひょうご共済会館

57名

京都府共催
28 実務1研修(事業実施) 平成28年7月14日~15日 丹波市立休養施設やすら樹

30名

 
28 実務2研修(模擬査定) 平成28年10月7日 県姫路総合庁舎 24名  
28 査定見学会 平成28年11月21日 各被災箇所 16名  
29 基礎研修 平成29年5月31日 県立労働会館 40名  
30   災害発生により、中止      
基礎研修 令和元年6月7日 京都府 28名 大阪府・京都府共催
実務研修(事業実施) 令和元年8月9日 県中央労働センター 37名  
実務研修(発災~事業採択) 令和元年9月13日 県女性交流会館 56名 京都府共催
2

基礎研修

※新型コロナウィルスの影響により中止

令和2年6月(予定) 兵庫県 100名(予定) 大阪府・京都府共催
3

基礎研修

令和3年7月19日

Microsoft Teamsによる

オンライン会議

74名 大阪府・京都府共催

 

4

 

基礎研修 令和4年7月4日

Microsoft Teamsによる

オンライン会議

80名 大阪府・京都府共催

 

 

林野庁職員による講習

現地研修(復旧箇所の視察)

講義

現地査定

 

模擬災害査定

机上査定

補助率増嵩申請の演習

お問い合わせ

部署名:農林水産部 林務課 森林整備計画班

電話:078-362-3461

FAX:078-362-3954

Eメール:rinmuka@pref.hyogo.lg.jp