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更新日:2017年7月19日

特定外来生物「ヒアリ(Solenopsis invicta)」及び「アカカミアリ(Solenopsis geminata)」について

平成29年5月26日に尼崎市において強い毒性を持つ南米原産の特定外来生物「ヒアリ」が国内で初めて確認されたことを受け(6月13日環境省発表)、環境省、県・市は、6月16日に「ヒアリ」が付着していたコンテナが留置されていた地点周辺における緊急調査を実施したところ、当該コンテナが一時的に保管されていた神戸市ポートアイランドのコンテナヤードにおいて「ヒアリ」の個体が確認されました。

その後、尼崎市で確認された「ヒアリ」の消毒処分個体を専門機関で分析したところ、少なくとも働きアリ500個体以上が確認され、そのなかに女王アリが含まれていたことがわかりました。

また6月20日の当該コンテナヤードでの調査において、16日に「ヒアリ」が確認された場所から東に約120メートルの地点で、「ヒアリ」に似たアリが確認され、種の同定の結果、「ヒアリ」ではなく同じく特定外来生物である「アカカミアリ」であることが確認されました。「アカカミアリ」はこれまでの国内への侵入が確認されており、「ヒアリ」と比べると毒性は低いものの同じ種類の毒を持っています。

環境省及び神戸市、尼崎市は、今後も連携協力してコンテナが留め置かれた地点周辺における捕獲トラップの設置等による調査及びベイト剤(毒餌)による予防措置を実施するとともに、「ヒアリ」及び「アカカミアリ」が確認された場合は速やかに防除を実施するとしており、県も連携して調査やホームページを通じた情報提供・注意喚起等を実施します。

なお、確認された「ヒアリ」「アカカミアリ」の個体及び確認地点は全て防除しており、他の調査地点においては、「ヒアリ」及び「アカカミアリ」と考えられる個体は確認されていません。

経緯

5月26日 尼崎市でコンテナ内部からアリのコロニーが見つかり、専門機関に種の同定を依頼。その後、コンテナが一時的に留め置かれた地点(神戸市2箇所、尼崎市1箇所)の周辺において、捕獲トラップ等を設置し、ヒアリの侵入の有無を確認するための緊急防除を開始。

6月13日 種の同定の結果、見つかったアリが「ヒアリ」であると確認されたことを受け、環境省が「ヒアリ」が国内初確認されたことを報道発表。

6月16日 神戸市ポートアイランドのコンテナヤード(PC18)における緊急調査において、舗装面の亀裂部等で「ヒアリ」に酷似した個体が確認されたことを受け、集中的な殺虫剤等による緊急防除を開始。専門家に採取したサンプルの種の同定を依頼。

6月18日 種の同定の結果、採取した個体が「ヒアリ」であることが確認されたと、環境省及び神戸市が発表。

6月20日 PC18での調査において、16日に「ヒアリ」が確認された地点から約120メートル東の連続する亀裂2地点で、新たに「ヒアリ」に似たアリが確認されたため、殺虫・消毒処理を実施し、サンプルの個体を採取。

6月21日 20日に確認されたアリが「アカカミアリ」であることが確認されたと、環境省及び神戸市が発表。

6月28日 神戸市等がポートアイランド内で実施した目視調査(6月14日から27日)及びトラップ調査(6月19日から23日)において、「ヒアリ」「アカカミアリ」は発見されなかったと、神戸市が発表。

7月5日  5月26日に尼崎市内企業倉庫のコンテナ内部で確認され、消毒処分した「ヒアリ」の個体を専門機関で分析したところ、少なくとも働きアリ500個体以上が確認され、そのなかに女王アリが含まれていたと、環境省が発表。

県民の皆様へ

(1)「ヒアリ」「アカカミアリ」を見つけたら

数匹の場合→殺虫処理

「ヒアリ」「アカカミアリ」を疑われるアリを見つけたら、刺されないように十分注意したうえで、熱湯や市販の殺虫剤・殺虫液等を使用して殺虫してください。

【「ヒアリ」「アカカミアリ」か否か確認するために】

専門機関での種の同定作業が必要となるため、アリが確実に死滅したことを確認し、⑴死滅したアリをセロテープに閉じ込めるように貼付ける、⑵ピンセット等でつまんで小瓶やフィルムケース等の密閉容器に入れて保存し、下記問合せ先に郵送してください。(保存方法の詳細は、参考資料「ストップ・ザ・ヒアリ」8ページを参照ください。)

集団や巣を見つけた場合

「ヒアリ」「アカカミアリ」の集団や巣を見つけた場合は、一斉に襲ってくる恐れがあるため、アリを刺激(踏みつける、巣を壊す等)せず、下記問合せ先に連絡してください。

次のいずれかに該当する場合は、「ヒアリ」「アカカミアリ」ではありません

  1. 黒いアリ(「ヒアリ」等は赤茶色)
  2. 2.5ミリ以下の小さいアリ
  3. 大きさが揃っているもの ※1
  4. 足が8本ある(アリは6本)
  5. 胸部と腹部との間に2節のコブがない ※2

※1「ヒアリ」「アカカミアリ」は集団内での個体の大きさが均一でなく、大小様ざまなサイズが混在(出展:ストップ・ザ・ヒアリ)

 ヒアリとアカカミアリの大小様ざまなサイズの写真

※2「ヒアリ」「アカカミアリ」には2節のコブがある(出典:兵庫県立人と自然の博物館ホームページ)

 神戸市ポートアイランドで発見されたヒアリの写真       大阪府南港で発見されたアカカミアリの写真

神戸市ポートアイランドで発見されたヒアリ 大阪府南港で発見されたアカカミアリ

(2)日常の注意点

  • 「ヒアリ」「アカカミアリ」は強い毒性を持つため、生きた個体を素手で触らないでください。
  • 「ヒアリ」「アカカミアリ」を刺激すると刺される場合があり、刺されると激しい痛みがはしります。
  • 在来のアリにも「ヒアリ」「アカカミアリ」に近似する種が存在するため、アリが群がっているところには近づかないようにしてください。

(3)刺されたときの対応

  • 刺された直後20~30分程度は安静にし、体調に変化がないか注意してください。
  • 軽度の場合は、刺された部分の痛みやかゆみ、じんましん等の症状が現れます。 
  • 息苦しさ、声がれ、激しい動悸やめまい等、容態が急変した場合は、急いで最寄りの医療機関を受診してください。受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応)の可能性があること」を伝えてください。

輸入コンテナ貨物取扱事業者の皆様へ

県では、過去1年間に輸入コンテナ貨物の荷受けや取扱いをされた県内の事業者を対象とする「ヒアリ」「アカカミアリ」の目視調査を実施しています。つきましては対象事業者の皆様におかれましては、調査にご協力いただきますようお願いいたします。

調査内容の詳細は下記リンク先をご参照ください。

問合せ先

神戸市:神戸市総合コールセンター 電話:078-333-3330(年中無休8時~21時)

神戸市以外:環境省近畿地方環境事務所野生生物課 住所:大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル8階 電話:06-4792-0706

兵庫県農政環境部環境創造局自然環境課 電話:078-362-3389

参考資料等

環境省資料「ストップ・ザ・ヒアリ(ヒアリの特徴、生態・駆除方法・刺されたときの対処方法等の参考)」(PDF:6,961KB)

国立環境研究所ホームページ 侵入生物データベース 「アカカミアリ」(外部サイトへリンク)

兵庫県立人と自然の博物館「兵庫県尼崎市および神戸市で見つかったヒアリについて(解説)」(外部サイトへリンク)

環境省報道発表

平成29年7月6日「ヒアリに関する諸情報について」(外部サイトへリンク)

平成29年7月5日「兵庫県内におけるアリの調査状況報告について」(外部サイトへリンク)

平成29年6月21日「神戸港におけるアリの調査状況報告について」(外部サイトへリンク)

平成29年6月18日「神戸港における緊急調査で確認されたヒアリについて」(外部サイトへリンク)

平成29年6月13日「ヒアリ(Solenopsis invicta)の国内初確認について」(外部サイトへリンク)

神戸市ホームページ

「特定外来生物 ヒアリ(火蟻)やアカカミアリについて」(外部サイトへリンク)

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お問い合わせ

部署名:農政環境部環境創造局自然環境課

電話:078-362-3389,078-341-7711(土日)

FAX:078-362-3069

Eメール:shizenkankyo@pref.hyogo.lg.jp